2016年11月9日(水)

清田直博 × 小柴美保 × 飯田明雄 × YUKI FUJISAWA 「We Work HERE」 『We Work HERE』(MIRAI INSTITUTE出版) 刊行記念

logo_bb100私たちが働く「みどり荘」の一風変わった仲間たちや、彼らとのつながりで出会った人たち、ワークとライフの区別が曖昧で、ただここで楽しく生きて働いているように見える人たち、「生きる」と「働く」が一緒になったような人たち、そんな100人に「働くとは何か?」という問いをぶつけてまとめたのがこの本です。

彼らが語る「働き方」の中に、ひょっとしたら未来の働き方のスタンダードになりえるものがあるかもしれません。だからといって「働くとは何か?」の答えがこの本に載っているわけではありません。ただ、それぞれの「HERE」に至る100人100通りの道があるだけです。

この本の登場人物たちは、読者のロールモデルにはならないし、参考にならないし、参考にしてほしくもない。成功者のノウハウを聞いてそのテクニックを真似をすれば成功への道が開かれるなんて都合のいい話、僕たちには信じられない。働くひとり一人が「働くとは何か?」を考え続けて、行動し続けることで、その人だけの道ができる、そう信じています。

今回はその登場人物と本の編集者で「働くとは何か」「どうやって本をつくったのか」についてお話させていただきます。

清田直博
戦車等を扱う重機メーカーに勤務。退社後、武蔵野美術大学大学院基礎デザイン科修士課程修了。MFA(Master of Fine Arts)。メディアサーフコミュニケーションズ株式会社を経て独立。ライター、エディター、デザインディレクター、自転車生活アドバイザー、株式会社博報堂『恋する芸術と科学ラボ』メンバー。2016年より東京都唯一の村(離島を除く)である檜原村に移住。村役場の非常勤職員として働きながら、都心のコワーキングスペース「みどり荘」で働く二拠点スタイルを実践中。月に一度、東京の夜の街を走るグループライド「Night Pedal Cruising」、自由大学で初心者向け自転車講座「はじめる自転車ライフ」を開講中。

小柴美保
大学時代放浪の末、外資系投資銀行に勤務。リーマンショックをリアルに経験し、これからは”未来を見据えるビジョンが必要”と感じ、2011年に退社。「 IDÉE」創業者の黒崎輝男氏が主宰するスクーリングパッドへの参加をきっかけに、黒崎氏とその仲間とインデペンデントシンクタンクMirai Instituteを立ち上げ「みどり荘」をオーガナイズしている。

飯田昭雄
アートバイヤー・編集者・キュレーター
多摩美術大学建築学科在籍時から勅使川原三郎氏のダンスカンパニー「KARAS」の最年少メンバーに→大学卒業後「白夜書房」で編集者としてのキャリアをスタート→独立、キャラクターブームの火付け役として数々の書籍をプロデュース→「BAPEGALLERY」のキュレーターとして活躍→Wieden+KennedyTokyo入社、アートバイヤーに→東日本大震災後、一般社団法人ISHINOMAKI2.0を地元と東京の仲間と共に立ち上げる→電通レイザーフィッシュ(現DentsuIsobar)入社、アートバイヤーとして広告の仕事を行う。

YUKI FUJISAWA(藤澤ゆき)
テキスタイルデザイナー
多摩美術大学でテキスタイルデザイン専攻、在学中にブランドを立ち上げる→生産管理のアルバイト→卒業後も働きながら週末に制作するも両立が難しく退職→タイへ短期語学留学。現地のカルチャーを吸収し帰国→ブランド「YUKI FUJISAWA」を本格スタート→みどり荘に入居した後、台東デザイナーズビレッジへアトリエを移転→2014年以来、展示や企業とのコラボレーション多数

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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