2014年10月5日(日)

『ふるさとをつくる――アマチュア文化最前線』刊行記念 著者・小島多恵子さん×森まゆみさん「地域を変える文化の力」

日本は今も昔も世界に冠たる「アマチュア文化大国」だ。さまざまな個人・団体が補助金など当てにせず、地域文化を愛する一心で多くの祭りやイベント、芸能をじつに豊かに息づかせている。その情熱を支えているものは何か。

地域文化のスペシャリストとして長年、サントリー地域文化賞の選定に関わってきた小島多恵子氏と、雑誌『谷根千』などで地域の歴史と文化を掘り起こし、その活動でサントリー地域文化賞も受賞している作家・森まゆみ氏が、地方に根ざす文化の魅力と面白さを語り尽くす。

【プロフィール】

・小島多恵子(こじま・たえこ)

1959年生まれ。大阪大学文学部美学科卒業後、サントリー文化財団職員に。現在、サントリー文化財団上席研究員。30年以上にわたり、サントリー地域文化賞、研究助成、シンポジウムなどの事務局を担当。仕事とプライベートの両面で、日本全国の祭りやコミュニティ活動を探訪。著書『文化が地域をつくる』(共著、学陽書房)、『「地元」の文化力』(共著、河出ブックス)など。

・森まゆみ(もり・まゆみ)
1954年東京都生まれ。84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』創刊。近代建築の保存や上野不忍池保全などにも関わり、サントリー地域文化賞、建築学会賞などを受賞。文化庁文化審議委員として文化財保存に努める。著書に『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』『千駄木の漱石』『東京ひがし案内』(以上、筑摩書房)、『『青鞜』の冒険』(平凡社、紫式部文学賞)、『反骨の公務員、町をみがく――内子町・岡田文淑の町並み、村並み保存』(亜紀書房)など。

  • 出演 _

    小島多恵子
    森まゆみ

  • 時間 _

    15:00~17:00 (14:30開場)

  • 場所 _

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _

    1500yen + 1 drink order

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