荻野恭子さん『ロシアの保存食』発売記念トークショー 「おいしいロシアへの旅」

「ダーチャ」
それは、ロシアを語る上で欠かせない存在です。
自分が住む家から少し離れた郊外にある、小さな菜園つきのセカンドハウス。
今やロシア人のふたりにひとりが、週末になると車でダーチャに向かいます。

夏の暑い太陽で、みるみるうちに育つダーチャに植えた苗。
そこで採れるたくさんの野菜や果物。
ロシアの人々は、厳しい冬に備えて
大きなビンに色とりどりのピクルスやジャムなど、たくさんの保存食を作ります。

年間を通して寒い冬がつづくロシアでは、この短い夏にダーチャで過ごす自給自足の生活が、
夏を満喫し、冬を豊かに過ごすための大切な時間となるのです。

ダーチャでの生活からも垣間みえる、広くて大きいロシアの食文化から、
おいしいロシアを巡る旅のヒントを、料理家・荻野恭子先生がご紹介します。

※イベントに参加された方には、会場で荻野先生お手製のロシア料理とクワスをご試食頂けます。

【参加方法】
代官山 蔦屋書店の店頭、もしくはオンラインストアにて、以下の書籍をご予約・ご購入の方、先着50名様に参加券をお渡しいたします。

①『ロシアの保存食』(1,620円/税込)＋参加費500円
②『ロシアのパンとお菓子』(1,620円/税込)
③『ロシアのスープ』(1,620円/税込)＋参加費500円

※『ロシアの保存食』は10月10日に発売です。発売日前に店頭にてお申し込みの方は、
先に書籍の代金1620円（税込）をお支払いいただき、発売後にお渡しいたします。
オンラインストアでご購入の方には、発売後に発送いたします。
また、オンラインでのご注文は参加費500円を書籍代金に含んだ金額となっております。

【定員】
50名

【ご注意事項】
※イベント開始15分が過ぎてもお越し頂けなかった場合は、座席には他のお客様にお座り頂きますのでご了承くださいませ。
※当日は参加券の番号に関係なく、お好きな席にお座りいただきます。
※参加券の再発行はお断りさせて頂きます。
※お客様のご都合による参加費の払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
※止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
※店内での撮影及び録音はご遠慮下さいませ。
※オンラインストアでの受付は10月17日(金)午前9時の受注分までとさせていただきます。

【プロフィール】
荻野 恭子（おぎの・きょうこ）
東京生まれ。父が飲食店を経営していたため、子供のころより食に興味を持つ。各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。
1974年よりロシアをはじめ、イラン、トルコ、中国、韓国など、ユーラシア大陸周辺の50か国以上を訪れ、現地の家庭やレストランのシェフから料理を習い、食文化の研究を続けている。
自宅にて料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰。テレビの料理番組や雑誌で活躍中。
著者に、『大地が育むユーラシアの味 ロシアの郷土料理』（東洋書店）、『家庭で作れるロシア料理』『家庭で作れるトルコ料理』（共に河出書房新社）、『ポリ袋漬けのすすめ』（文化出版局）などがある。