2016年11月16日(水)

なぜ、ゲストハウスはこんなにも変わったのか? 【RFP】vol.028 小野司 × 濱口仙太郎 × 山路祐一郎

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「なぜ、ゲストハウスはこんなにも変わったのか?」

その秘密を皆さんとRethinkしていきます。

まずは東京から、シェアハウスが世の中に広く認知されるきっかけとなった東京原宿のシェアハウス・THE SHAREや、今全国で注目されているエリア・金沢を牽引するゲストハウス、HATCHi(ハッチ)等を手掛けられた、空間デザインプロデューサーの小野司さん。

そして福岡からは、今年福岡市中央区の六本松に中央区唯一のゲストハウスをオープンさせ、これから地元の人と観光客の両方が交わる、世界基準のムーブメントつくりに取り掛かっている、Sen & Co.代表の濱口仙太郎さん。

ほんの5年前を思い出してみてください。iPhoneは持っている方が珍しい物でした。
田舎に移住すると言うと「都会を離れるの?」と言われました。
シェアハウスはでっかいルームシェアと思われがちでした。
ゲストハウスはバックパッカーの素泊まり宿なイメージでした。
でも今は、みんなが普通にスマホでコミュニケーションをとり、移住する人には自分らしさを感じ、
シェアハウスの印象は新しい家族の形なのかな、と思う位柔軟になり、ゲストハウスはホテルと並ぶ選択肢になりました。

たった5年で街や私たちの当たり前はこんなにも変わっています!
ここ2、3年で全国に広がる新しいタイプのゲストハウスは、サードウェーブ的と言うんでしょうか。新しい人、物、価値観が入り交じる、旅行客のみでなく、地元の人にも開かれた新時代の人々の為のスペースとしての地位を確立して行っています。

今最も大きな変化を迎えているゲストハウスを”新しいムーブメントの入り口”、
そのフィールドにチャレンジする先生たちを”ナビゲーター”に、これからの新しい価値観や、
私たちの暮らしの未来を一緒に考えましょう!

小野 司
株式会社tono 代表取締役
1977年東京都生まれ。早川邦彦氏他のアトリエにて建築家修行の後、2007年リノベーションのリーディ
ングカンパニー、株式会社リビタに入社。約9年間勤務の後、2016年株式会社tono設立。リビタでは大型
のシェアハウスの企画デザインを多数手がけ、生活様式、価値観が多様化する中で、ハード・ソフト両面
からの場作りを実践し続けてきた。今年3月にオープンしたTHE SHARE HOTELS/HATCHi金沢ではシェア
の概念をホテルに拡張させ、地方の空きビル再生に挑戦。主な実績:THE SHARE原宿(GOOD DESIGN
賞Best100選出)/りえんと多摩平(BELCA賞他)/HATCHi金沢(日本初の’5star Hostels’選出他)

濱口仙太郎
福岡天神濱口ビル株式会社
1979年長崎県長崎市生まれ。福岡大学経済学部卒。IT関連企業、広告代理店、出版社、印刷会社、食品会社などを経て、2016年独立。今年10月福岡市中央区唯一のゲストハウス「SEN&CO.HOSTEL」を再開発が進む九州大学六本松跡地のすぐ側に開業。糀料理を手がけるパートナーと共に食にまつわるワークショップや、アート・音楽のイベントなども行う。11月からはゲストハウスを街に開き、街のフロントとして展開していく。その他に九州民泊協会理事を務める。

山路祐一郎
福岡テンジン大学副理事長
大学と社会人の数年を東京で建築・音楽関係・greenbirdに携わった後、2010年に福岡市へ。greenbird福岡チームをきっかけに、テンジン大学には開校時(2010年)から参加している。理事の他に保健室(スタッフ担当)室長、授業企画コーディネーター・マイスターも担当。これらを本業と共に続けながら、「パラレルキャリアとクオリティ・オブ・ライフのほど好い関係」を探究中。その他に、中高生夢チャレンジ大学授業コーディネーター、アートフェアアジア フクオカ事務局。

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時間:19:00〜21:00 (18:30受付開始) / 料金:1500+500yen 1drink

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