2014年11月9日(日)

『「生命力」の行方──変わりゆく世界と分人主義』刊行記念トークイベント 著者・平野啓一郎さん× 水野学さん「時代を動かす「生命力」は、どこへ向かうのか?」

複雑化する現代社会で「生きづらさ」を抱える人々に、新しい人間観「分人主義」を提示して大きな反響を集めた作家・平野啓一郎。本書は著者が、同時代の社会から文学・アート・エンタテインメントまで、多様な事象を読み解くエッセイ、および各ジャンルの第一人者との対話をあわせて収録する、7年ぶりのエッセイ&対談集。いわば平野自身による「分人主義・実践篇」として、現代と向きあい、未来を考えるヒントを提供する一冊です。

本書の刊行を記念して、著者である平野啓一郎さんと、ブックデザインを担当したクリエイティブディレクター・水野学さんとのトークイベントを開催します。
今、何が起きているのか? 現代を自分らしく幸福に生きるとはどういうことか?
作家、クリエイティブディレクターの視点から語り合います。

※トーク終了後、平野啓一郎さんのサイン会を開催します。対象書籍:『「生命力」の行方──変わりゆく世界と分人主義』

 

 

 

平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)
作家。
1975年、愛知県生まれ。北九州市で育つ。京都大学法学部卒業。1998年、「日蝕」でデビュー。同作で第120回芥川賞を受賞する。2009年、『決壊』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、『ドーン』で第19回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。ほかの著書に、小説『葬送』『高瀬川』『滴り落ちる時計たちの波紋』『顔のない裸体たち』『あなたが、いなかった、あなた』『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』などのほか、エッセイ『文明の憂鬱』『モノローグ』『私とは何か――「個人」から「分人」へ』、対談集『ディアローグ』などがある。

現代文学の旗手として活躍するとともに、美術、音楽、時事問題など幅広い分野で積極的に発言し、近年は新しい人間観「分人主義」を提唱して注目を集めている。

公式サイト http://www.k-hirano.com
facebook https://www.facebook.com/hiranokf
twitter https://twitter.com/hiranok

 

水野 学(みずの・まなぶ)
クリエイティブディレクター / good design company 代表 /
慶應義塾大学特別招聘准教授
1972年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業、1998年good design company設立。ブランドづくりの根本からロゴ、商品企画、パッケージ、インテリアデザイン、コンサルティングまでトータルにディレクションを行う。

主な仕事にNTTドコモ「iD」、熊本県公式キャラクター「くまモン」、農林水産省CI、「中川政七商店」ブランディング、「久原本家」ブランディング、興和「FLANDERS LINEN」ブランディング、宇多田ヒカル「SINGLE COLLECTION Vol.2」「桜流し」、「TOKYO SMART DRIVER」、VERY×ブリヂストンコラボ自転車「HYDEE.B」「HYDEE.Ⅱ」、「adidas」、ANA「travel Smap」、「ラーメンズ」など。
世界三大広告賞の「One Show」でGold、「CLIO Awards」でSilverほか国内外で受賞歴多数。 著書に『グッドデザインカンパニーの仕事』(誠文堂新光社)『アイデアの接着剤』『アウトプットのスイッチ』『センスは知識からはじまる』(ともに朝日新聞出版)がある。

自ら企画運営するブランド『THE』では、“世の中の定番を新たに生み出し、定番と呼ばれる モノの基準値を引き上げていくこと”を目指しクリエイティブディレクションを担当する。

good design company http://gooddesigncompany.com/
THE http://the-web.co.jp/

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