2016年12月4日(日)

『デザインノート70号』刊行記念「熊本サイン計画」に見る新しいロゴのつくり方。野老朝雄 × 曽我部昌史 × 三星安澄 トークイベント

logo_abc100デザインノートは70号を記念して、全国の各都道府県で活躍するデザイナーやデザイン会社が手がけたロゴマークを一堂に紹介します。巻頭特集として、2020年の東京オリンピックのエンブレムデザインを手がけた野老朝雄氏による記事を掲載。その記念イベントとして、野老氏によるトークショーを開催。幾何学的な紋様をつなげる独自の方法論を紹介。また、現在進行形の「熊本サイン計画」について、建築家の曽我部昌史氏とグラフィックデザイナー三星安澄氏とともにロゴの可能性を探ります。

野老朝雄
1969年生まれ。東京造形大学デザイン学科建築専攻卒業。Architectural Association School of Architecture(AAスクール)を経て、江頭慎に師事。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに「つなげる」をテーマとした紋様制作をスタート。美術・建築・デザインの境界領域で多彩な活動を展開している。

曽我部昌史
建築家、みかんぐみ共同主宰、神奈川大学工学部建築学科教授
1962年福岡県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了
個人の住宅や保育園、老人ホームなどさまざまな用途の建物の新築、リノベーション、店舗の内装の設計を行う一方、ワークショップの企画運営や評論の執筆、アートプロジェクトなど、建築の枠にとらわれない様々な活動を展開している。主な作品として、「八代の保育園」(2001)、「北京建外SOHO低層商業棟」(2003)、「2005年日本国際博覧会トヨタグループ館」(2005)「BankART Studio NYK」(2008)、「横浜開港150周年記念イベントパビリオン」(2009)など。
みかんぐみ

三星安澄
グラフィックデザイナー
1980年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。在学中より野老朝雄に師事。卒業と同時に独立。ロゴのデザインからエディトリアル、パッケージ、サインデザイン、ペーパープロダクトなど、グラフィックを通じてデザイン活動を行う。 2011年には事務所と併設して、ペーパープロダクトを専門に扱う店「西荻紙店」を杉並区に開店。2012年凸版印刷主催「GRAPHIC TRIAL」参加。「かみの工作所」デザインディレクターを担当(2014年まで)。主な仕事に大手スーパーのサイン計画(トコロコムと協働)、「O JUN 描く児」展(府中市美術館)グラフィックデザイン、漫画家井上雄彦特別展グッズデザイン、「立川市婚姻届」(立川市)「木々との対話」展(東京都美術館)グラフィックデザインなど。

概要
日程:2016年12月4日 (日)
時間:14:00~15:30 開場 13:30
料金:1,080円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

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書籍情報
最新デザインの表現と思考のプロセスを追うデザインノート70号  「全国47都道府県を徹底リサーチ!日本全国ロゴマークを探す旅」
誠文堂新光社(1600円+税)
全国から、厳選されたデザイナーやデザイン会社のロゴ&マークを取り上げます。各地のデザイナーの思いと熱のこもったロゴ&マークを眺めるだけでも楽しい、デザインのアイデアソースとしても参考になる1冊です。

写真左より、野老朝雄/曽我部昌史/三星安澄

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