文月悠光さんの3年ぶりとなる詩集『わたしたちの猫』がナナロク社より刊行されました。
「なぜ人を好きになるのか、なぜ別れはやってくるのか、その不思議を言葉で解きほぐしたい欲求にかられるのです。」(本書あとがきより)
18歳で中原中也賞を最年少受賞し、以降、活躍の場を広げ続ける詩人・文月悠光さん。
本書は、「恋にまつわる」情景を描いた第3詩集で、名久井直子さんによる造本と雨宮まみさんによる推薦文が本書を彩ります。
本書の朗読や、詩の創作に至るまでの「ノート」を公開しながら、詩作の秘密もお話しいただく予定です。
また、書評のお仕事もされる文月さんが愛してやまない書物たちも紹介します。
ひとりの詩人が生まれ、一冊の本が誕生するまでに、水脈のように存在する書物たち。
詩と、詩人と、本の物語を聴きに、ぜひお越しください!
【出演者プロフィール】
文月悠光(ふづき・ゆみ)
詩人。1991年北海道生まれ。16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年の時に出した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少の18歳で受賞。早稲田大学教育学部在学中に、第2詩集『屋根よりも深々と』を刊行。今年9月、初のエッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、10月に第3詩集『わたしたちの猫』(ナナロク社)刊行。ウェブマガジン「cakes」でエッセイを連載中。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、詩の朗読、書評の執筆など広く活動している。
http://fuzukiyumi.com/
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order