今年の4月から始まった連続トークイベント「誰でも撮れて、誰でも発信できる時代の写真“論”」。写真家として生計を立てていて、なおかつSNSでも撮影した写真を発信している方に、編集者の岡本仁さんが5回にわたって公開インタビューを行ってきました。
今回は特別編として、いつもは聞き手の岡本さんが逆にインタビューを受ける側にまわります。聞き手は、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける河内タカさん。これまでのトークシリーズ5回で写真家たちと語り合ったことと、今年注目されたトーマス・ルフやロバート・フランクなどの写真展を見たことで、岡本さんの「写真」に対する考えはどのように変化したのでしょうか。身近だけれど新しい、写真の魅力と可能性を操るひとときを、どうぞお楽しみに。
■日時:2016年12月11日(日))10:00-11:00+質疑応答(開場9:30)
■会場:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS 渋谷区神山町17-3 テラス神山1F
■定員 30名
■参加料金:1500円
■チケットの購入:こちらのページよりお申し込みください。http://www.shibuyabooks.co.jp/event/
■ゲストプロフィール
河内タカさん(@tkawachi)
高校卒業後サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後、ニューヨークに拠点を移し、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける。2011年に帰国、同年4月より株式会社アマナが創設したフォトコレクションのチーフディレクターに就任し、日本人作家に限定した550点にも及ぶ写真作品を収集。90年代後半より現在まで、アートや写真に関する執筆活動も行ない、Facebookでアートにまつわるエッセイを日々発信、『アートの入り口—-美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』(太田出版、2016年2月)を刊行。
岡本仁さん (@manincafe)
編集者。1954年北海道生まれ。マガジンハウスにて『ブルータス』『クウネル』『リラックス』などに編集者として携わったのち、2009年よりランドスケーププロダクツの”かたちのないもの担当”。著書に『果てしのない本の話』(本の雑誌社)、『続・果てしのない本の話』(パピエラボ)など。現在、雑誌『暮しの手帖』にて「今日の買い物」を連載中。