さまざまな「モノ」から成り立っている私たちの暮らし。
よりよい暮らし、よりよいコミュニティを考えるということは、よりよい「モノ」を考えるということにほかなりません。
デザインだけではなく、ものづくりへの姿勢、地域の産業への貢献、流通や規模の問題など、「モノ」を通して社会の課題をとことん考えてみます。
About Rethink FUKUOKA Project—————
コミュニケーションや働き方、ライフスタイルに大きな変化をもたらしている福岡。
新しい産業やコミュニティ、文化が生まれるイノベーティブでエネルギッシュな街となっています。
そのチカラの根底には、この街に魅力を感じて、自らが発信源となっている企業や人がいます。
ReTHINK FUKUOKA PROJECTは、「ReTHINK FUKUOKA」をテーマに、まったく異なるジャンルで活躍する企業や人々が集い、
有機的につながることで新しいこと・ものを生み出すプロジェクトです。
ゲスト
畠山 千春/新米猟師
1986年生まれ。3.11をきっかけに大量生産大量消費の暮らしに危機感を感じ、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。2011年から動物の解体を学び、鳥を絞めて食べるワークショップを開催している。2013年狩猟免許取得、狩りを始めながら、獲物の皮なめしなども修行中。現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。2014年に木楽舎より『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』を出版。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。
ブログ:ちはるの森 http://chiharuh.jp
https://www.facebook.com/chiharuh
makumo(マクモ)/テキスタイル作家
福山みき・新木智太による『柄モノ』研究チーム。 金沢で古物商を営んでいた“60sサイケ柄好き”福山と、高円寺でカフェを営んでいた“アフリカンバティック好き”新木が、福岡で出会い、糸島での新生活を機に2015年に本格始動。現在はアトリエにて手捺染プリント生地を製作中。 オリジナルテキスタイル(布)製作のほか、『工房まる』や『いとしまシェアハウス』てぬぐい製作なども手がける。2015年よりオニツカタイガーとのコラボレーション開始。2016年に奈良・三郷の『DESIGN SETTA SANGO』コラボレーション企画に参加。
ファシリテーター
小倉ヒラク/発酵デザイナー
「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボをつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。
絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2015年より新作絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくりワークショップ」をスタート。のべ800人に麹菌の培養方法を伝授。自
由大学や桜美林大学等の一般向け講座で発酵学の講師も務めているほか、海外でも発酵文化の伝道師として活動。雑誌ソトコト『発酵文化人類学』の連載、YBSラジオ『発酵兄妹のCOZYTALK』パーソナリティも務めている。
時間:19:00〜21:00 (18:30受付開始) / 料金:1500+500yen 1drink