2016年12月9日(金)

【満員御礼】夏目漱石没後百年企画 「こんな夢を見た。」江國香織 × 園田涼 × 瀧北榮山

logo_rethink【満員御礼】となりました。

言わずと知れた文人、夏目漱石。
彼の著作は小説や漢文、俳句、英詩など多岐に渡り、現代日本語を作り上げた人物の1人であるとも言われています。
司馬遼太郎は漱石の文体を「万能である」と言い、その現代でも充分に通用する文体は同時代の作家とは一線を画しています。
「こんな夢を見た」という書き出しで有名な『夢十夜』は、漱石としては珍しい幻想文学のテイストが濃い作品。現在(明治)をはじめ、神代・鎌倉・100年後と、10の不思議な夢の世界を綴っています。

今回は夏目漱石の没後100年である2016年12月9日に、小説家・江國香織さんをお招きし、ピアニスト・園田涼さん、尺八演奏家・瀧北榮山さんの奏でる音に合わせて、100年後の現代を生きる我々の夢の世界を江國さんの声で表現します。

ぜひ、あなたの「こんな夢を見た」を綴ってみませんか?

※イベントでは、「こんな夢を見た」から始まる短いストーリーをご参加のお客さまから募集します。ご予約が完了しましたら、以下アドレスまで、ふるってご応募下さい。
【送付先】hello@rethinkbooks.jp
【件名】12/8「こんな夢を見た」
【本文】お名前(匿名可)、「こんな夢を見た」内容」

出演者情報
江國香織(えくにかおり)
東京生まれ。小説家、翻訳家、詩人。1987年『草之丞の話』で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。1989年「409ラドクリフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本 周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。2010年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、2012年『犬とハモニカ』で川端康成文学賞を受賞。他、著書多数。『パールストリートのクレイジー女たち』(トレヴェニアン著)、『オズの魔法使い』など、翻訳も多く手がけている。

園田涼(ピアニスト)
東京大学在学中にシンセサイザー・コンテストで全国一位を獲得、また同時期に藤井フミヤ・ゴスペラーズのバックキーボーディストを務め、本格的にプロ活動を開始。2010年に自身の率いる「ソノダバンド」がメジャーデビュー。ほぼ全ての楽曲を作曲・編曲し、国内ではオーチャードホール、東京国際フォーラム、東京ドームなど主要な会場でライブを行ってきた。また海外でも「SXSW」、「ソウル・ジャズ・フェスティバル」など数多く公演。
2014年にバンドを解散し、現在はソロピアノからバンド、クラシカルなアンサンブルに至るまで、多岐にわたる編成での自身のコンサートの他、CMやドラマ、ゲーム音楽の提供、TBSのソロ・ヴォーカリスト・コンペティション番組「Sing!Sing!Sing!」審査員、JUNHO(from 2PM)バンドマスター、GACKT×東京フィルハーモニー交響楽団「華麗なるクラシックの夕べ」ピアニスト、フジテレビ「ヨルタモリ」オープニング・エンディングテーマの演奏、クレモンティーヌら他のアーティストへの楽曲提供など、幅広い活動を行っている。

瀧北榮山(尺八演奏家)
1993年、福岡県生まれ。
10歳より始めた尺八を宮地牙山氏、三好芫山氏に、三曲合奏を富山清琴氏(人間国宝)に師事。中学生の頃よりプロの和楽団に所属し、演奏活動を始め、舞台音楽やCDレコーディングにも多数参加。学校公演、講義なども行っている。都山流尺八楽会 准師範・師範試験共に首席登第。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。現在、同大学大学院音楽研究科に在籍。

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時間:19:00〜21:00 (18:30受付開始) / 料金:1500+500yen 1drink

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