2014年11月7日(金)

柴崎友香さん × 長嶋有さん × 豊崎由美さん × 米光一成さん「スポークンワードvol.3 川崎徹『最後に誉めるもの』」

小説家の柴崎友香・長嶋有、書評家の豊崎由美、ゲームクリエイターの米光一成の4人
が結成したユニット、その名も「チア・リーディング部」。

新刊が出るたびに自分の本の宣伝のためのトークイベントを開催するという風潮に
「なんだかなあ」という違和感を覚えていた4人が、ある夜、酒場で「じゃあ、自分
のではなく他人様の本の宣伝活動を行うのはいかがか」と思いついたのが事の始まり
です。

活動内容は、メンバーが「この人のコレいいよね」と思った本を、書いた本人不在の
まま勝手に応援するスタイル公開読書会「スポークンワード」。

第三回目の課題図書は、川崎徹『最後に誉めるもの』(講談社)になっております。
1970年代からCMディレクターとして活躍し、キンチョールの「ハエハエカカカキンチョー
ル」やフジフイルムの「それなりに」などヒットCMを連発。
1980年代後半から作家活動も開始し、2005年に発表した『彼女は長い間猫に話しかけ
た』(マドラ出版)以降は、特異な私小説世界を確立するに至っている川
崎徹の小説の魅力を、この4人がどう読み解くのか。

青山ブックセンター本店で繰り広げられる濃密な2時間を、ぜひ体感しにきてくださ
い!

注:イベント当日は、著者・川崎徹さんのご出演はありません。あらかじめご了承くだ
さい。

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