2017年1月25日(水)

『ひとりの力を信じよう』(英治出版)刊行記念 ”「今あるもの」で人と地域の未来をつくる” 立花貴さんトークイベント

logo_abc1006年前の東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県石巻市の町、雄勝(おがつ)。
今、このまちに全国から大勢の人が訪れています。やって来るのはビジネスパーソンから子ども、学生、官僚や政治家までさまざま。雄勝が、他では得られない体験や学びができる場所として、地域活性化の最先端として、注目されているためです。いったい、どんなことが行われているのでしょうか?

今回お招きするのは、震災直後に雄勝に移り住み、復興・地域活性化に取り組んできた起業家、立花貴さん。5,000人ものボランティアを呼び込んで廃校を改修し複合体験施設をつくる、地元の海産物をブランド化して世界に売り込むなど、「既にそこにあるもの」を活かした取り組みで「人と地域」の変化を生み出してきた立花さんに、これまでの活動と今後の展望をお話しいただきます。

・「既にあるもの」を活かした事業のつくり方
・地域活性化の取り組みで大切なこと
・心から打ち込める仕事や働き方の見つけ方
といったテーマにご関心のある方には特におすすめのトークイベントです。

ぜひふるってご参加ください。

※青山ブックセンター本店では1月10日(火)から先行販売!

立花貴 たちばな・たかし
こどものための複合体験施設モリウミアスを運営する公益社団法人MORIUMIUS代表理事。新しい漁業に取り組む漁師の会社、株式会社雄勝そだての住人 業務執行役員。東日本食産業の長期的支援を行う一般社団法人東の食の会理事。震災の孤児遺児を文化スポーツの面から応援しこどもたちの夢を叶える力になる公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構理事。日本の食文化・伝統工芸を発信する株式会社薬師寺門前AMRIT代表取締役。

1969年仙台市生まれ。東北大学法学部卒業後、1994年伊藤忠商事株式会社入社。2000年食流通関連会社で起業。2010年薬師寺門前AMRIT運営。東日本大震災直後、母と妹の安否確認で宮城へ。現地で10万食の炊き出しを行い、その後、宮城県石巻市雄勝町を中心に支援活動にあたる。人生の針路を転換し、雄勝町に住民票を移す。東京と雄勝を6年で600往復し、首都圏などから延べ1,300人以上を雄勝へ連れ、全国の応援団と地元の人たちと共に、新しい仕事づくり・学びの場づくりを目指す。
こどもの複合体験施設 モリウミアス

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概要
日程:2017年1月25日 (水)
時間:19:00~20:30 開場 18:30
料金:1,080円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

書籍情報
『ひとりの力を信じよう
――「今あるもの」で人と地域の未来をつくる』

立花貴/著
四六判ソフトカバー 224ページ
定価:本体1,500円+税 2017年1月17日発売予定
※青山ブックセンター本店では1月10日(火)から先行販売!

被災した「限界集落」に、なぜ今、全国から数千人が訪れるのか?
総合商社、製薬大手など様々な企業の社員から官僚、こども、ハーバードの学生まで、あらゆる人が学び、ともに未来を創造する。津波で壊された町「雄勝」を地域活性化のトップランナーにした異色の起業家の奮闘記。

構成
はじめに――古くて新しい、絶望的で魅力的な場所。
1.心にしたがって動く――考えることをやめて震災地へ
2.あるものを結び、ないものを創る――地域活性化の最先端
3.ゆっくり、じっくり、みんなでつくる――コミュニティの生まれ方
4.生きることは、命をいただくこと――人はつながりの中にいる
5.ひとりの生き方が、みんなを動かす――小さな変化を集めよう

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