写真・古美術・建築など領域を横断した活動で国内外で高い評価を得ている現代美術作家の杉本博司氏を迎え、代官山サロンを開催いたします。
対談相手に迎えるのは、これまで雑誌の取材やインタビューをする立場で杉本氏本人・作品・言葉に身近に触れてきた、日本美術を主な領域として活動している橋本麻里氏。
2月5日にリニューアルOPENを迎える日本美術の優品を多く収蔵するMOA美術館のお話をはじめ、 日本美術・読書体験にまつわるお話などを、Anjinで静岡県産の食材を使った特別メニューと共にお楽しみいただく一夜です。
【参加条件(参加費)】
・イベント参加チケット(7,000円/税込)をご予約・ご購入のお客様先着50名様に参加券をお渡しします。
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭(2号館1階アートコーナー)
②オンラインストア
③お電話 03-3770-2525 アートコーナー
【対象商品】
・イベント参加チケット(7,000円/税込)
→ご予約時にドリンク2種(冷 白ブドウ煎茶・冷酒)のうち、どちらかをお選びください。
※イベント時のanjin軽食・ドリンクセットと、特典のMOA美術館招待チケット(2名様分)が含まれます。
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様ご参加いただけます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできません。
*先着順のご案内となりますので、座席指定はできません。その際、相席になる場合がございます。また、施設の構造上、ステージが見えにくい座席もございますので、あらかじめご了承ください。
*お連れ様がいる場合は席が離れてしまう場合がございますので、ご一緒にご入場ください。
ご一緒の席にするため後方になる場合がございます。
*未就学児童のご参加はご遠慮いただいております。なお就学児童お一人につき1枚の参加券が必要です。
*止むをえず、イベントの内容変更、中止になる場合がございます。
【プロフィール】
杉本博司 すぎもとひろし
現代美術作家。
1948年東京生まれ。1970年に渡米、1974年よりニューヨーク在住。写真を現代美術の表現手段に高めた作家として知られる。「ジオラマ」「劇場」「海景」「建築」「観念の形」などのシリーズを持つがいずれも「時間」や「概念」をテーマとし、徹底的にコンセプトを練り上げ、8 x 10インチの大型カメラで撮影する手法を確立し、精緻な技術によって完成される作品は世界各地の有名美術館に収蔵されている。2008年建築家の榊田倫之と建築設計事務所「新素材研究所」設立。2017年2月5日リニューアル・オープン予定のMOA美術館(熱海)では改装にあたり展示室等の設計を担当した。同年秋には小田原文化財団江之浦測候所がオープン予定。
「ジオラマ」「劇場」「海景」「建築」…。8×10インチの大判カメラを用い、周到な準備をもって撮影され、精緻な印画として実を結び我々の目の前に現れる。写真表現の可能性、時間概念の解釈、工芸的完成度の高さなど様々な点で見る者を圧倒する。彼は古美術の収集家でもあり、また、建築家としての顔を持つことも知られている。直島護王神社の大胆な再建、壁と天井がガラスで囲まれた茶室”聞鳥庵(もんどりあん)”の設計、このたびリニューアル・オープンする熱海MOA美術館の大規模改装や、さらに能舞台や茶室、作品展示室など杉本自身のいくつもの構想を盛り込んだ”江之浦測候所”など建築の分野でも他者の追随を許さない独自の地位を築いている。
http://www.moaart.or.jp
http://www.sugimotohiroshi.com/
橋本麻里 はしもと まり
日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人永青文庫副館長。
新聞、雑誌への寄稿のほか、NHK・Eテレの美術番組を中心に、日本美術を楽しく、わかりやすく解説。 著書に『美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術 をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、 『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』(新潮社)、編著に『日本美術全集』第20巻(小学館)ほか多数。
会期:2017年02月16日(木)
時間:19:00~20:30
定員:50名
場所:蔦屋書店2号館 2階 Anjinフロア
主催:代官山 蔦屋書店
問い合わせ先
03-3770-2525