2017年3月2日(木)

『アンソロジー 隠す』(文藝春秋)刊行記念 トーク&サイン会 「あなたが隠したいものは、なんですか?」 アミの会(仮)大崎 梢・加納朋子・柴田よしき・篠田真由美・永嶋恵美・新津きよみ・松尾由美

logo_yaesu2第1弾の『捨てる』、第2弾の『毒殺協奏曲』につづき、<アミの会(仮)>第3弾アンソロジーとなる本書は、「隠す」というテーマで11人が一斉に書き下ろした豪華競作! 青春、因縁、ファンタジー、ホラーにミステリー、老いと恋愛……これまでにも増して、多彩で不穏、豊穣な人間ドラマが堪能できる短篇小説の競演となりました。
記念すべき初イベント開催となる当夜は、7名もの作家が集結!それぞれのアンソロジーへの愛着や、今作の“お題”にちなみ、「わたしの人生の隠しごと」もおしゃべりいただく予定です。

「アミの会(仮)」ってなに?
たまに集まってご飯を食べたりお酒を飲んだり、アンソロジーを出したり……とくに誰が代表というわけでもない、女性作家の集まりです。日本各地に散らばるメンバー同士がインターネットを通じて近況を伝え合い、アンソロジーのテーマを決めたりします。
「アミ」とは、フランス語の友達という意味だったり、網のように広がる交友関係を想像させたり、かつて存在した作家集団「雨の会」へのリスペクトが込められていたりもするのですが、なぜ(仮)がついているのか、そしてどんなメンバーがいるのか……全貌は未だ謎です。

日時:2017年3月2日 (木) 18時30分~(開場:18時00分)
会場:本店 8F ギャラリー
募集人員:80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。

申込方法
1階カウンターにてご参加のお申込みを承ります。
当店で対象書籍『隠す』(文藝春秋/本体1600円)をご購入いただいた際、参加希望の方へ整理券を
お渡しいたします。(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます)
お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※対象書籍のご購入はイベント当日でも構いません。

主催:八重洲ブックセンター
協力:文藝春秋

柴田よしき(しばた・よしき)
東京都生まれ。1995年『RICO 女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。著書に『小袖日記』『激流』『風のベーコンサンド』『あおぞら町春子さんの冒険と推理』『青光の街』などがある。

永嶋恵美(ながしま・えみ)
福岡県生まれ。2000年『せん-さく』を上梓。著書に『転落』『明日の話はしない』『ベストフレンズ』などがある。また、映島巡名義でゲームノベル、漫画原作なども執筆している。

松尾由美(まつお・ゆみ)
石川県生まれ。1989年『異次元カフェテラス』でデビュー。「安楽椅子探偵アーチー」シリーズや「バルーン・タウン」シリーズなどで注目を集める。著書に『ハートブレイク・レストラン』『わたしのリミット』などがある。

新津きよみ(にいつ・きよみ)
長野県生まれ。1988年『両面テープのお嬢さん』でデビュー。著書に『ふたたびの加奈子』『フルコースな女たち』『父娘の絆 三世代警察医物語』『夫以外』『神様からの手紙 喫茶ポスト』などがある。

大崎梢(おおさき・こずえ)
東京都生まれ。2006年『配達あかずきん』でデビュー。著書に『夏のくじら』『クローバー・レイン』『忘れ物が届きます』『空色の小鳥』『スクープのたまご』『よっつ屋根の下』『本バスめぐりん。』などがある。

加納朋子(かのう・ともこ)
福岡県生まれ。1992年『ななつのこ』でデビュー。著書に『掌の中の小鳥』『トオリヌケキンシ』『少年少女飛行俱楽部』『ささらさや』『七人の敵がいる』『螺旋階段のアリス』などがある。

篠田真由美(しのだ・まゆみ)
東京都生まれ。1992年『琥珀の城(ベルンシュタインブルク)の殺人』でデビュー。著書に「建築探偵桜井京介の事件簿」「龍の黙示録」「レディ・ヴィクトリア」シリーズ、「イヴルズ・ゲート」シリーズなどがある。

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