2017年3月11日(土)

「こそあどの森の物語」シリーズ完結記念 ”こそあどの森”で書きたかったこと 岡田淳さん トーク&サイン会 & ガンスミス(元劇団四季)による歌と語り

logo_abc100「こそあどの森の物語」のシリーズは、1995年受賞した野間児童文芸賞の講評で「日本のムーミン谷」という評価を受け、以後22年間、たくさんの子どもから大人に愛されてきました。シリーズ70万部を越えるシリーズの完結を記念して、作者の岡田淳さんのトーク&サイン会+歌と語りの会を開催いたします。

「こそあどの森の物語」シリーズの誕生秘話や、森を舞台に生まれてきた数々の物語にまつわるエピソード、登場人物への思い、物語を作る中で考えてきたことなど、貴重なお話をうかがいます。また、元劇団四季出身の〈ガンスミス〉メンバー(長澄桃子・石橋ちさと他)による、歌と語りのパフォーマンスも予定しています。

同時期開催中の『こそあどの森の物語 原画展』もぜひお楽しみください。

岡田淳 おかだじゅん
1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科を卒業後、38年間小学校の図工教師をつとめる。1979年『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』偕成社で作家デビュー。主な作品に、『放課後の時間割』偕成社(1981年日本児童文学者協会新人賞)『二分間の冒険』偕成社(1985年うつのみやこども賞)『扉のむこうの物語』理論社(1988年赤い鳥文学賞)『星モグラサンジの伝説』理論社(1991年産経児童出版文化賞推薦)『こそあどの森の物語』理論社(1~3巻の3作品で1995年野間児童文芸賞、1998年国際アンデルセン賞オナーリスト選定、6巻は2001年うつのみやこども賞)『願いのかなうまがり角』偕成社(2003年産経児童出版文化賞フジテレビ賞)『きかせたがりやの魔女』偕成社『森の石と空飛ぶ船』偕成社(2016年刊)など多数ある。

ガンスミス
長澄修・長澄桃子・石橋ちさと他、元劇団四季出身メンバーで2016年結成。「語って演じる歌って踊る」ミュージカルを公演するカンパニー。33年間、関東国際高校演劇科を指導した長澄修・長澄桃子は、2000年より17年間、岡田淳原作25作品を上演。こそあどの森シリーズは6本のオリジナルミュージカルとして公演。1万2千名の観客を動員した。

概要
日程:2017年3月11日 (土)
時間:13:00~14:30 開場12:30
料金:1,080円(税込)
定員:100名
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

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書籍情報
『こそあどの森の物語⑫ 水の森の秘密』
日本のムーミン谷とも言われる「こそあどの森」は、その名の通り、どこにあるかわからないふしぎな森。身近にもあるかもしれないファンタジー世界に生まれる物語は、1作1作が豊かで新鮮な魅力をたたえ、1994年刊行以来早20年、多くの子ども達に愛され続けてきました。待望の最終巻は自然のつながりを見据える1冊です!

こそあどの森がなにかおかしい……こそあどの森のひとたちが心配していたある日、地面のあちこちから水が湧き出して、森じゅうが湖のようになってしまった。湖の出口をなにかがふさいでいる? ふたごのヨットに乗り、調べに行くと、湖の底に大きくてふしぎな生きものが重なっていた……。水の精の助けを借りて調べるうちに、その原因を作ったのが自分たちだとわかって……。
みんなが森の豊かなつながりに気付いていく、シリーズ最終話!

著者:岡田淳 装幀:はたこうしろう
仕様:A5判上製/224ページ
定価:1700円+税
ISBN:978-4-652-20192-3

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