2017年4月25日(火)

【満員御礼】上橋菜穂子 × 平野キャシー 作家書店トークイベント 「守り人を世界へ——翻訳は異文化コミュニケーション——」 ——『精霊の守り人』を英訳するーー

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2017年04月25日(火) 19:00〜

【満員御礼】となりました。

2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞された上橋菜穂子さん。この国際アンデルセン賞作家賞は2年に一度、世界11カ国から集まった選考委員により選ばれます。では、選考委員たちは言語の壁を超えてどうやって作品を審査したのでしょう。
『精霊の守り人』は、当時、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、中国語(簡体字・繁体字)で刊行されていました。選考委員たちは『精霊の守り人』を自分たちの言語または第二言語で読むことができたのです。こんな形で世界に『精霊の守り人』が紹介されたのはアメリカで刊行された英語版がきっかけでした。では、その英語版はどうやってできあがったのか。上橋菜穂子さんと『精霊の守り人』を英語に翻訳した平野キャシーさんが英語版『精霊の守り人』を作るまでの貴重なやりとりを具体例を上げながら、再現します。

【講師紹介】
上橋菜穂子(うえはしなほこ)
1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。作品に『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ(産経児童出版文化賞・野間児童文芸新人賞・小学館児童出版文化賞など多数受賞)、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、「獣の奏者」シリーズ、『鹿の王』(本屋大賞)等。2014年国際アンデルセン賞作家賞。
上橋菜穂子公式サイト『木漏れ陽のもとで』http://uehashi.com
精霊の守り人・「守り人」シリーズ公式サイト http://www.kaiseisha.co.jp/special/moribito/

平野キャシー(ひらのきゃしー)
1978年来日。1983年、国際基督教大学文化人類学科卒業後、日本語を英語に翻訳する仕事を始める。翻訳を手掛けた作品に『空色勾玉』(荻原規子作)『夏の庭——The Friends』(湯本香樹実作)『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵著)等。『夏の庭』でホーンブック賞、バチェルダー賞。『精霊の守り人』(上橋菜穂子作)でふたたびバチェルダー賞受賞。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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