2014年11月22日(土)

『ぐっとくる題名』トークイベント 著者・ブルボン小林さん 他「ぐっとくる妄想」

ブルボン小林が“名タイトル”のテクニックに迫る実用派エッセイ集『ぐっとくる題名』、そして長嶋有の加速する妄想が笑いと共感の渦を巻き起こす傑作エッセイ集『安全な妄想』が2ヶ月連続で待望の文庫化!
その刊行を記念して、『ぐっとくる題名』の本文イラストを担当した朝倉世界一さん、『安全な妄想』の装画を担当した及川賢治さん(100%ORANGE)と解説を書かれた堀込高樹さん(KIRINJI)をお招きし、言葉と妄想をめぐって語り合います。

※トーク終了後、長嶋有さんのサイン会を予定しております。

長嶋 有ながしま・ゆう
1972年、埼玉県生まれ。作家。2001年「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。02年「猛スピードで母は」で芥川賞、07年『夕子ちゃんの近道』で大江健三郎賞を受賞。他の著書に『問いのない答え』(文藝春秋)、『佐渡の三人』(講談社)、句集『春のお辞儀』(ふらんす堂)、漫画『フキンシンちゃん』(マッグガーデン)など。

オフィシャルサイト:http://www.n-yu.com/

ブルボン小林
ブルボン小林ぶるぼん・こばやし
1972年生まれ。「なるべく取材せず、洞察を頼りに」がモットーのコラムニスト。2000年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。著書に『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(太田出版)、『マンガホニャララ』(文春文庫)、『マンガホニャララロワイヤル』(文藝春秋)など。現在、『週刊文春』に隔週で「マンガホニャララ」連載中。小学館漫画賞、手塚治虫文化賞の選考委員を務める。

オフィシャルサイト:http://www.bonkoba.jp/

及川賢治
及川賢治100% ORANGE
1975年、千葉県生まれ。イラストレーター。100%ORANGEとして、イラストレーション、デザイン、漫画、広告、絵本、CDアルバムの装画、アニメーション制作など幅広く活躍中。2008年『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』で日本絵本賞大賞を受賞。過去のイラストレーションに「新潮文庫 Yonda?」のパンダシリーズ、絵本に『ぶぅさんのブー』(福音館書店)、『ひとりごと絵本』(リトルモア)、漫画に『SUNAO SUNAO』(平凡社)など。

オフィシャルサイト:http://www.100orange.net/

朝倉世界一
朝倉世界一あさくら・せかいいち
1965年、東京都生まれ。漫画家。『デボネア・ドライブ』(全3巻)、『春山町サーバンツ』(1~3巻)、『はなうた散歩道』、『そよそよ。』(全2巻)など著作多数。漫画を担当した作品に、『自立のすすめマイルール』シリーズ(1~5集)。『コミックビーム』、『毎日小学生新聞』などイロイロ連載中。

堀込高樹
堀込高樹KIRINJI
埼玉県生まれ。ミュージシャン。96年実弟の堀込泰行とキリンジを結成。97年ファーストシングル「キリンジ」でデビュー。2013年春、堀込泰行が脱退。以後、名義を継承し6人編成のバンドKIRINJIとして再始動。最新作は2014年8月6日にリリースしたオリジナルアルバム「11」。

オフィシャルサイト:http://natural-llc.com/kirinji/​

書籍情報

『増補版 ぐっとくる題名』

一度聞いたら忘れられない〝名タイトル〟のテクニックとは? 文学、漫画、音楽、映画など、58作品の題名を徹底分析! タイトル付けに悩むすべての人におくる、実用派エッセイ集。

文庫:248ページ
定価:600円+税
発売日:2014/10/23
中央公論新社:http://www.chuko.co.jp/

『安全な妄想』

これが真に「正しい」ふるまいだと僕は思う──どうしても気になるジャパネットのTV放送から、お歳暮をめぐる出版社との闘争の記録、そして大作家と演じた〈教養〉のつばぜり合いまで。加速する妄想が、笑いと共感の渦へと巻き込む傑作エッセイ集。

文庫:240ページ
定価:680円+税
発売日:2014/11/5
河出書房新社:http://www.kawade.co.jp/np/

長嶋有✕ブルボン小林✕及川賢治(100%ORANGE)✕朝倉世界一✕堀込高樹(KIRINJI)トークイベント「 ぐっとくる妄想」

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