この11月に、新潮社から『工芸青花』という雑誌が創刊されます。雑誌といっても布張り、ハードカバーで、年3回刊、限定1000部です。同時に「青花の会」という会も発足、花会や茶話会といった催事もおこなってゆくそうです。
『工芸青花』の内容はおもに骨董・工芸・建築。和洋をとわず、ヒトとモノとの関わりをあらためて見つめなおす、美しい本です。
今後、代官山蔦屋書店では、『工芸青花』の刊行のたびにイベントをおこなう予定ですが、記念すべき第1回目のゲストは、建築家の中村好文さんと美術史家の金沢百枝さん。ともに『工芸青花』創刊号の執筆者であり、西洋中世のロマネスク美術の愛好者でもあります。おふたりに、美術の旅・建築の旅の楽しみかたや、美術工芸の本への思いなどをお話いただきます。
トークショウ終了後サイン会を行います
【参加方法】
・代官山 蔦屋書店にて、11月20日発売の工芸青花(8,640円/税込)をご予約・ご購入で参加券を配布します。
・『青花の会』会員様は入場料無料にてご参加できます(要予約・要参加券)
・会員の方はinfo@kogei-seika.jpまでご連絡ください。
・その際、件名を「『工芸青花』発刊記念トーク」とした上でお名前を明記ください。
【対象商品】
『工芸青花』(新潮社 8,640円/税込)
【定員】
50名
【ご注意事項】
・参加券は御一人一枚です。御一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。
・今回のサイン会ではすべて、ご本にお客様のお名前入れ(為書き)をいたします。
・お名前入れのないサイン本はNGとさせていただきます。
・古書の持ち込みはご遠慮ください。また色紙など、本以外の物へのサインはいたしかねます。
以上すべてご了承の上ご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【プロフィール】
中村好文(なかむら・よしふみ)
建築家。1948年千葉県生れ。1972年武蔵野美術大学建築学科卒業。宍道建築設計事務所勤務の後、都立品川職業訓練校木工科で学ぶ。1976年から1980年まで吉村順三設計事務所に勤務。1981年レミングハウスを設立。現在、日本大学生産工学部居住空間デザインコース教授。著書に『住宅巡礼』『住宅読本』『意中の建築』上下(いずれも新潮社)、『住宅巡礼・ふたたび』(筑摩書房)、『暮らしを旅する』(KKベストセラーズ)、『小屋から家へ』(TOTO出版)など。
金沢百枝(かなざわ・ももえ)
美術史家。東海大学文学部ヨーロッパ文明学科教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。1968年東京都生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞を受賞。著書に『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会)、共著に『イタリア古寺巡礼 ミラノ→ヴェネツィア』『イタリア古寺巡礼 フィレンツェ→アッシジ』『イタリア古寺巡礼 シチリア→ナポリ』(いずれも新潮社)。
開催概要
会期:
2014年12月3日(水)
会場:
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:
19:00~
主催:
代官山 蔦屋書店
協力:
新潮社
お問い合わせ:
03-3770-2525
『工芸青花』発刊記念トーク 工芸と本のために 中村好文+金沢百枝」