2017年4月17日(月)

(4月17日まで開催)吉田愛さん『どこじゃ?かぶきねこさがし』(講談社)原画展

【丸善 丸の内本店】
3月28日(火)~4月17日(月)20時
場所:丸善・丸の内本店3F児童書売場内
※最終日の終了時刻は、前後する可能性がございます。

お問い合わせ
丸善丸の内本店 和書グループ
03-5288-8881(営業時間 9:00~21:00)

内容紹介
かぶきはちょっと、敷居が高い。でも、一度くらいは見てみたい。
そんな方から、かぶきが大の好物だという方、はたまた、ねこには目がないって方まで、はばひろく楽しんでいただける、さがしもの絵本です。

勧進帳・義経千本桜・青砥稿花紅彩画・菅原伝授手習鑑・仮名手本忠臣蔵。
いずれも有名な5演目について、まずはそれぞれ見開き4ページで、あらすじ・見どころ・登場人物・名台詞などをたっぷり紹介。
そのあと、見開き2ページの紙面いっぱいにえがかれる、ねこづくしの演目の物語世界で、さがしものをお楽しみください。

(演目)
○勧進帳(かんじんちょう)
…歌舞伎十八番のひとつ。落ちのびる義経一行は安宅の関を越えられるか。主君を思う弁慶と、関所を守る富樫の攻防は、見ごたえたっぷり。
○義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
…かぶきの三大名作のひとつ。源平の合戦の後日談として、悲劇の貴公子・源義経と死んだはずの平家の武将たちをえがく。狐忠信も見のがせない。
○青砥稿花紅彩画(あおとぞうしなはのにしきえ)
…「白浪五人男」のタイトルで知られる、河竹黙阿弥の代表作。七五調の名せりふ、盗賊の美少年が女に化けた弁天小僧菊之助はあまりにも有名。
○菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
…かぶきの三大名作のひとつ。大恩ある菅丞相が筑紫国に流罪となり、別々の道を歩むことになった松王丸、梅王丸、桜丸の三つ子の物語。
○仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
…かぶきの三大名作のひとつ。仇討ちを果たした赤穂浪士の実話をもとに、主君の仇討ちにいたるまでのさまざまな人間群像をえがいた不朽の名作。

著者
瀧 晴巳
フリーライター。インタビュー、書評を中心に執筆。上橋菜穂子『物語ること、生きること』、西原理恵子『この世でいちばん大事なカネの話』、吉本隆明『フランシス子へ』、かこさとし『未来のだるまちゃんへ』など語りおろしの構成も数多く手がける。

作画
吉田 愛
イラストレーター、グラフィック・デザイナー。「かぶきねこづくし」シリーズ、「四季ねこねこ」シリーズを制作。

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