昨今注目が集まっている中古住宅。中でもとりわけ人気が高いのがビンテージ感の高い木造平屋=FLAT HOUSE です。しかしそれらは税金や空き家問題、企業の乱開発などから取り壊しが進み、今や“絶滅”の一途を辿っています。そんな平屋の「ここがいい!」に始まり、全国に残るさまざまなFLAT HOUSEの魅力をイラストや写真・動画を交えながら楽しくご紹介。また、それらにどのようにして暮らすかやリノベーションの仕方、しいては“生き方”などについても同時に考えます。
終了後、ご希望の方にはサイン会も開催いたします。
アラタ・クールハンド
イラストレーター/文筆家
東京出身。水瓶座。和光大学・桑沢デザイン研究所卒。
09年初著書『FLAT HOUSE LIFE』を発刊し、翌年には1 冊1 平屋という更に細部まで掘り下げた『FLAT HOUSE style』を自費出版としてシリーズ化し、現在までに04まで刊行。
また、 14年には自宅を店舗に兼ねて暮らす人々を紹介する『HOME SHOP style』(竹書房)も上梓。現在は東京都下と九州それぞれにFLAT HOUSEを借り、二拠点にて活動するFLAT HOUSEフリーク。
概要
日程:2017年4月16日 (日)
時間:14:00~15:30 開場 13:30
料金:1,080円
定員:50名様
会場:本店内 小教室
お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00
書籍情報
『FLAT HOUSE LIFE 1+2』
昨今古い平屋住宅=FLAT HOUSEが注目を集めている。
木枠の窓やタイル貼りのバスタブ、真鍮のドアノブやミルクグラスの照明など古い建具が随所に残り、玄関アプローチや庭や専用ガレージのある前時代のゆったりした空気を漂わせたFLAT HOUSEは、新築住宅や高層マンションにはない魅力を備えていると幅広い年代層から支持を得ている。
庶民の憧れだった〈文化住宅〉や、米兵が退いたあと数多のアーティストやミュージシャンたちが好んで住んだ〈米軍ハウス〉、切り妻屋根の初期のプレファブ平屋や海外の有名建築家による注文住宅などなど、戦後に建てられたさまざまなタイプのFLAT HOUSEが満載。
スタジオやアトリエを兼ねたり、庭先でパーティやバーベキューを楽しんだりガレージセールを催したりなど、思い思いのスタイルでFLAT HOUSE LIFEを楽しむ住人たちの暮らしぶりを覗くことができる。
絶版となっていた『FLAT HOUSE LIFE』vol.1・vol.2に新規物件2棟を加え、『FLAT HOUSE LIFE』ができるまでの四方山話も追載。版型もB5版にサイズアップし、見た目ずっしり読み応えたっぷりの「丸々平屋」の一冊。
3,000円(税込)
トゥーバージンズ刊