2014年11月23日(日)

『批判的工学主義の建築』『プロトタイピング——模型とつぶやき』藤村龍至さん他 トークイベント

建築家・藤村龍至さんの思考を集成した『批判的工学主義の建築』(NTT出版)と、10年間の活動をまとめた作品集『プロトタイピング——模型とつぶやき』(LIXIL出版)が発売となりました。

これを記念して、著者である藤村龍至さんと、社会学者・南後由之さん、建築家・勝矢武之さんによるトークイベントを開催します。

藤村龍至Ryuji Fujimura
建築家
1976年東京都生まれ。
東京工業大学社会工学科にて土肥真人に師事。同大学大学院建築学専攻にて塚本由晴に師事、 ベルラーヘ・インスティテュートへの留学を経て、2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。2010年より東洋大学建築学科専任講師。

主な建築作品に、「BUILDING K」(2008)、「東京郊外の家」(2009)、「倉庫の家」(2011)、「小屋の家」(2011)などがある。設計活動を行うかたわら、雑誌等へ寄稿、フリーペーパーの制作、イベントの企画、美術展のキュレーション、ウェブマガジンの編集、ワークショップのディレクションなど総合的なメディア活動を展開。

2007年よりフリーペーパー『ROUNDABOUT JOURNAL』企画・制作・発行。2010年よりウェブマガジン『ART and ARCHITECTURE REVIEW』企画・制作。編著書に『1995年以後─次世代建築家の語る建築』(エクスナレッジ、二〇〇九年) 『アーキテクト2.0─2011年以後の建築家像』(彰国社)、『3・11後の建築と社会デザイン』(平凡社)、共著書に『アーキテクチャとクラウド─情報による空間の変容』(millegraph)、『地域社会圏モデル─国家と個人のあいだを構想せよ(建築のちから)』(INAX出版)、『設計の設計』(INAX出版)。主なキュレーションに「超都市からの建築家たち」(hiromiyoshii)、「CITY2.0」(EYE OF GYRE)、「超群島─ライト・オブ・サイレンス」(青森県立美術館)などがある。

南後由和
南後由和Yoshikazu Nango
社会学者
1979年大阪府生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部専任講師。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。

主な共編著に『磯崎新建築論集7 建築のキュレーション』(岩波書店、2013)、『文化人とは何か?』(東京書籍、2010)、共著(分担執筆)に『モール化する都市と社会』(NTT出版、2013)、『榮久庵憲司とGKの世界』(世田谷美術館、2013)、『vanitas』No.002(vanitas編集部、2013)、『路上と観察をめぐる表現史』(フィルムアート社、2013)、『メタボリズムの未来都市展』(新建築社、2011)、『アーキテクチャとクラウド』(millegraph、2010)、『The Architectures of Atelier Bow-Wow: Behaviorology』(Rizzoli、2010)など。

http://www.nango-lab.jp

勝矢 武之
勝矢 武之Katsuya Takeyuki
建築家
1976年兵庫県生まれ 京都大学工学部建築学科卒業、同大学院修了後、 2000年~株式会社日建設計、2008~2010年 NSD、2010年~ 株式会社日建設計。
近作:木材会館(2009) 新国立競技場コンペ案(SANAAと共同)(2012) 白金の丘学園(2014) 東亜道路工業本社ビル(2015) 渋谷駅街区第一期(2020)。
主な受賞歴:日本建築家協会、the DFA(Design for Asia) Gold Award and DFA Grand Award 他。

書籍情報

『批判的工学主義の建築 ソーシャル・アーキテクチャをめざして』

発売日:2014.09.24
定価:1,944円
サイズ:四六判
NTT出版:http://www.nttpub.co.jp//

『現代建築家コンセプト・シリーズ19 藤村龍至|プロトタイピング──模型とつぶやき』

著者:藤村龍至、五十嵐太郎、ケン・タダシ・オオシマ
発売日:2014.09.25
定価:1,944円
LIXIL出版:http://www1.lixil.co.jp/publish/

藤村龍至 × 南後由和 × 勝矢武之 トークイベント

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