2017年4月19日(水)

大和田俊之 × 磯部涼 × 吉田雅史 × 渡辺志保 「ラップは何に欲情しているのか」 『ラップは何を映しているのか——「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』(毎日新聞出版)刊行記念

logo_bb100アメリカ事情に精通する大和田俊之、長年ラップの現場に身を置いてきた磯部涼、批評家とラッパー/ビートメイカーを往復する吉田雅史、三人のラップ論者が、日米のラップの変遷を語りつくすラップミュージック概論『ラップは何を映しているのか——「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』の刊行を記念し、トークイベントを開催します。

ゲストにはblock.fm「INSIDE OUT」のMCなどでも知られる音楽ライターの渡辺志保さん。ヒップホップ・カルチャーの歴史を縦軸に、「トランプ後の世界」と「日本語ラップ」の現状認識を横軸に、ラップの潮流を通して、私たちの現在を浮かび上がらせる本書の議論をさらに展開しつつ、ラップとセレブカルチャーとの関わりや、女性ラッパーの最新事情等、新たなトピックをたっぷり加えていただきます。

ぜひ気軽にご来場ください。

【出演者プロフィール】
大和田俊之
専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。慶應義塾大学法学部教授。博士( 文学)。著書に『アメリカ音楽史.ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』( 講談社、第33 回サントリー学芸賞)、長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)など。

磯部涼
音楽ライター。主に日本のマイナー音楽と社会の関わりについて執筆。日本のヒップホップ・カルチャー、及びラップ・ミュージックに関するテキストも多数あり、その一部は著作『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』( 太田出版)と『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト)に収録されている。

吉田雅史
批評家/ビートメイカー/ラッパー。〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉初代総代。『ele-king』や『ユリイカ』誌などで音楽批評中心に活動。『ゲンロンβ』にヒップホップ論を連載中。ビートメイカー/ラッパーとしては8th wonderでの活動のほか、直近ではMA$A$HI名義でMeisoのアルバム『轆轤』をプロデュース。

渡辺志保
音楽ライター。おもにヒップホップやブラックミュージックなどに関わる文筆の執筆や歌詞対訳のほか、block.fm「INSIDE OUT」などでのラジオMC、司会業などにも携わる。これまでにインタヴューしたアーティストは、A$APロッキー、ニッキー・ミナージュ、ケンドリック・ラマー、ジェイデン・スミスら。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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