2017年5月13日(土)

『Typography11』刊行記念「Monotypeの日本語書体 たづがね角ゴシックができるまで」 ABCでabcを語ろう! TypeTalks 第40回

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ゲスト:小林 章ほか、たづがね角ゴシック制作スタッフ

日時:2017年5月13日(土) 18:00〜20:00

告知内容:
『Typography11』の刊行を記念して、同誌特集記事で紹介しているMonotypeの日本語書体「たづがね角ゴシック」制作についてのトークイベントを開催します。書体制作に携わったタイプディレクターの小林章さんと制作スタッフの皆様をお招きして、書体が完成するまでのプロセスを詳しくお聞きします。

たづがね角ゴシックは、欧文書体Neue Frutigerと組み合わせられるように開発された日本語書体です。欧文部分には和文に合わせて調整されたNeue Frutigerが搭載されているため、和欧混植をスムーズに行うことができます。10種類のウェイトが揃ったこの書体が、限られた時間とスタッフでどのように制作されたのか、Monotype日本語書体制作チームにじっくりとお話をうかがいます。

TypeTalksは、会場の皆様から質問をいただきながら進行する双方向のトークイベントなので、素朴な疑問やディープな質問も大歓迎です。ドイツ在住のタイプディレクター、小林章さんをはじめ、書体制作にたずさわったメンバーが揃うこの機会にぜひ直接、気になる質問をぶつけてください。話題の書体について思う存分語り合いましょう!

TypeTalksについて
「TypeTalks」はゲストが一方的に教えるセミナーではなく、会場の参加者と交流しながら楽しく進めるトークイベントです。ゲストと参加者の活発な意見交換を目的としているので、時には話が横道にそれることも(そのように回り道に見えるのが、じつはタイポグラフィの近道なんです)。タイポグラフィに関心のある方ならどなたでも参加でき、ゲストと参加者が気軽に話せる会として2010年11月から青山ブックセンター本店で隔月開催されています(企画は、タイプディレクターの小林章、欧文活字組版の髙岡昌生、担当編集者の宮後優子が行い、青山ブックスクールで運営をしています)。

過去のTypeTalksの内容については、『Typography』のページをご覧ください。

小林 章
欧文書体で120年の歴史を持つライノタイプ社のタイプディレクターとして 2001年よりドイツに在住。同社は 2013 年 3月よりモノタイプ社と改称。主な職務は、書体デザインの制作指揮と品質検査、新書体の企画立案など。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏やアドリアン・フルティガー氏と共同で書体を制作。欧米や日本での講演多数、コンテストの審査員もつとめる。

著作 『欧文書体:その背景と使い方』 『欧文書体2:定番書体と演出法』 『フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』 『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』

概要
日程:2017年5月13日 (土)
料金:1,944円(税込)
定員:100名
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックスクール
電話:03-5485-5513
メール:culture@boc.bookoff.co.jp

営業時間
平日 13時~20時 土・日・祝休み

住所
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山B2F
青山ブックセンター本店内

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