2017年5月6日(土)

作家書店トークイベント「命の意味 命のしるし」作家・上橋菜穂子先生 × 「野生動物のお医者さん」齊藤慶輔先生

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2017年05月06日(土) 19:30〜

ジュンク堂書店池袋本店の作家書店第24代店長には、『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』などで知られる作家・上橋菜穂子先生をお迎えしました。トークイベント第5弾のゲストは、『獣の奏者 外伝 刹那』所収の短編を、獣医学的に監修した「野生動物のお医者さん」齊藤慶輔先生です。
多文化社会の中で、はざまに立たされた人々の「それでも自分はこう生きてみたい」という選択を、願いをこめて書きつづけてきた作家・上橋菜穂子先生。「野のものは、野へ帰してやりたい」と野生動物たちの声なき声に耳をすませて、共生の道を探しつづけてきた獣医師・齊藤慶輔先生。
人と人、人と自然との関係を見つめてきたふたりが、命のありかたさえ変容していきかねない社会の中で考えることとは――。
トークイベント後に、参加者を対象としたサイン会を開催致します。当日お買い上げの書籍に限り、講師お1人につき1冊までとさせていただきます。尚、日付、為書きは省略させていただきます。

【講師紹介】
上橋菜穂子(ウエハシナホコ):1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年に『精霊の木』で作家デビュー。『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞)を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、「獣の奏者」シリーズほか著書、受賞多数。2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞。近著に、『鹿の王上・下』(本屋大賞)がある。
上橋菜穂子公式サイト『木漏れ陽のもとで』http://uehashi.com/

齊藤慶輔(サイトウケイスケ):1965年、埼玉県生まれ。獣医師。世界野生動物獣医師協会理事、日本野生動物医学会幹事、環境省希少野生動植物保存推進員。1994年より環境省釧路湿原野生生物保護センターで野生動物専門の獣医師として活動を開始。2005年に同センターを拠点とする猛禽類医学研究所を設立、その代表を務める。絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動の一環として、傷病鳥の治療と野生復帰に努めるのに加え、保全医学の立場から調査研究を行う。近年、傷病・死亡原因を徹底的に究明し、その予防のための生息環境の改善を「環境治療」と命名し、活動の主軸としている。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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