20世紀半ば。アートは美術館を飛び出し、スーパーマーケットや日用品、広告との融合を図った。
優美ものからワイルドなものへとその価値は転換され、それからさらに半世紀たった今、もはや日常の中にそれを発見することすら困難になってしまった。今日、POPは何処に居るのだろう?
POP ARTの父、リチャード・ハミルトンがPOP ARTを定義してから今年で60年。今では喫茶店やショッピングモールの中で装飾品としてその姿をさらし続けている。
芸能人が投機目的に所有するウォーホルのシルクスクリーン。コピーを繰り返し、もはや目を引くことすらなくなったリキテンシュタインのクローン。
誠光社・堀部篤史と共に大阪~福岡とツアーしたトークの東京編として、小田島等の旧友、サニーデイ・サービスの曽我部恵一をゲストに招き喧喧囂囂とPOP ARTのプロジェクター・トークを行います。
出 演
小田島等(デザイナー)
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order