2017年5月11日(木)

「発酵から解き明かすクリエイティビティ〜制限が生み出すデザインと表現とはなにか〜」 小倉ヒラク × 宇田川裕喜 トークイベント 『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』(木楽舎)刊行記念

logo_abc100新刊『発酵文化人類学』で発酵とヒトとの関わり方から微生物の生態、デザインやアート、遺伝子工学の最前線のトピックまでを、文化人類学の方法論を駆使して著した発酵デザイナーの小倉ヒラクさん。この本の装丁と造本をてがけられたBAUMの宇田川裕喜をお迎えして、デザインの視点から発酵が生み出してきたクリエイティビティを語る90分です。

小倉ヒラク おぐら・ひらく
発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボえおつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2015年より新作絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくりワークショップ」をスタート。のべ1000人に麹菌の培養方法を伝授。自由大学や桜美林大学等の一般向け講座で発酵学の講師も務めているほか、海外でも発酵文化の伝道師として活動。雑誌ソトコト『発酵文化人類学』の連載、YBSラジオ『発酵兄妹のCOZYTALK』パーソナリティも務めている。

宇田川裕喜 うだがわ・ゆうき
2010年、株式会社バウム設立。アイデア、デザインの力で「場」を生むことで企業や社会の課題解決や事業創出に取り組む。創業当初より街づくり分野に注力し、丸の内や渋谷エリアでの案件を担当。2012年より米国ポートランド進出。現地で街づくりの学校を開講するとともに、日本企業の国際戦略開発を現地デザインスタジオと共に展開。2016年からコペンハーゲンにも拠点を持つ。

概要
日程:2017年5月11日 (木)
時間:19:15~20:45 開場 18:45
料金:1,350円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00

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書籍情報
『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』
小倉ヒラク/著
1,600円+税
木楽舎
大豆に麹菌がつくと美味しい味噌に、ブドウにイーストがつくとワインに、牛乳に乳酸菌がつくとヨーグルトに………。発酵とは、微生物が人間に役立つ働きをしてくれること。そして微生物のちからを使いこなすことで、人類は社会をつくってきた。「発酵デザイナー」が「文化人類学」の方法論を駆使して、ミクロの視点から社会のカタチを見つける旅へ出発!

http://hirakuogura.com/

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