2017年5月28日(日)

〈文学がわたしたちを探している〉 星野智幸 × 温又柔 × 西崎憲 トークイベント 『たべるのがおそい3号』(書肆侃侃房)刊行記念

logo_abc100

星野智幸さん、温又柔さんと、5月の日曜日に散歩するように話します。
『たべるのがおそい』のこと、小説のこと、人のこと、街のこと。
夕暮れ時に少し一緒に歩いてみませんか。 ―西崎憲―

星野智幸 ほしの・ともゆき
小説家。1965年アメリカ・ロサンゼルス生まれ、3歳より日本暮らし。最近、アメリカでそのまま育っていた自分をしばしば想像する。そんな小説を『たべおそ』に書きました。
小説に『星野智幸コレクション』全4巻、『呪文』、『夜は終わらない』、『俺俺』など。エッセイ集に『未来の記憶は蘭のなかで作られる』。

温又柔 おん・ゆうじゅう
小説家。1980年台湾・台北生まれ、3歳より東京在住。限りなくニッポン人に近いタイワン人。
著書に『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社)、『来福の家』(白水Uブックス)、『たった一つの私のものではない名前 kindle版』(葉っぱの坑夫)など。

西崎憲 にしざき・けん
翻訳家、作家、日本翻訳大賞選考委員、文学ムック『たべるのがおそ
い』編集長。青森県生まれ。
訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『ヴァージニア・ウル フ短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』(ちくま文庫)、『第二の銃声』 バークリー(創元推理文庫)など。
編纂・共訳に『短篇小説日和』『怪 奇小説日和』(ちくま文庫)など。共訳書に『ピース』ウルフ(国書刊 行会)など。
小説に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果 ての庭』(東京創元社)、『蕃東国年代記』(新潮社)、『ゆみに町ガ イドブック』(河出書房新社)『飛行士と東京の雨の森』(筑摩書房) など。
ほかにふたつのインディーレーベルを主宰。音楽レーベル dog and me records、電子書籍レーベル〈惑星と口笛ブックス〉。

概要
日程:2017年5月28日 (日)
時間:17:00~18:30 開場 16:30
料金:1,350円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

チケットのご予約はこちら

書籍情報
『たべるのがおそい vol.3』
書肆侃侃房

小説と翻訳と短歌を中心にした文学ムック

わたしたちは誰もが重力というものに支配されています。
「たべるのがおそい」は、その重力を少し弱めてみたいと思っています。
読んでいるあいだ、少し動きやすく、歩きやすい、
それがこの一風変わったタイトルの文学誌の目標です。

西崎憲(編集長)

【巻頭エッセイ】
小川洋子
【特集〈Retold 漱石・鏡花・白秋〉】
倉田タカシ 最果タヒ 高原英理
【小説】
相川英輔 今村夏子 西崎憲 ノリ・ケンゾウ 星野智幸 山尾悠子
【短歌】
井上法子 竹中優子 永井祐 花山周子
【エッセイ】
杉本一文 藤原義也
【翻訳】
セサル・アイラ 柳原孝敦訳 黄崇凱 天野健太郎訳

イベント情報の詳細はこちら