2017年6月17日(土)

『ミステリ国の人々』(日本経済新聞出版社)刊行記念 有栖川有栖 × 戸川安宣 トークイベント

【隆祥館書店】
今回は「ミステリ国の人々」を上梓された有栖川有栖さんにご登場いただけることになりました。

あの名探偵から、つい見逃してしまう脇役まで、推理小説の多彩な登場人物にスポットライトをあて、いまの世相を織り交ぜながら自在に綴ったエッセイ集「ミステリ国の人々」。

ト-クライブでは、このエッセイ集をもとに、本格ミステリの第一人者。 生まれも育ちも大阪、そして今も大阪在住の有栖川有栖さんと、現在ミステリ界を背負う多くのミステリ-作家を世に送り出した戸川安宣さんに対談していただきます。

なんと言っても、有栖川有栖さんが、どのような読書体験を得てきたかという個人的な経験が色濃く反映されているのが最大の魅力のこのエッセイ。著者がミステリ小僧だった頃から読んできた古今東西の名編を読み返すと、まだまだ意外な発見に満ちていたと言います。

ミステリを浴びるほど読んできた人にも、これから読みたい人にもオススメのトークライブです。ぜひこの機会をお見逃しなく!!  

有栖川有栖(ありすがわ・ありす)
1959年、大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。在学中は推理小説研究会に所属。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながらコンスタントに作品を発表し、94年から作家専業。2003年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞。08年『女王国の城』で本格ミステリ大賞。著作は『双頭の悪魔』『46番目の密室』『暗い宿』『乱鴉の島』『菩提樹荘の殺人』『鍵の掛かった男』『狩人の悪夢』など多数。2000年から本格ミステリ作家クラブ初代会長(05年まで)。07年から「有栖川有栖 創作塾」(大阪市)塾長をつとめる。

戸川安宣(とがわ・やすのぶ)
1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。「創元推理文庫」のほか「バルザック全集」、「ヴィリエ・ド・リラダン全集」などの企画、編集に関わる。編集長時代には、当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で「日本探偵小説全集」を企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影響を与える。 2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、杉みき子『マンドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)『ミステリクロニクル』などがある。

開催日:平成29年6月17日(土)
時間:14:30開場 15:00開演
会場:隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
参加費:3,000円 (内訳:参加費1380円+『ミステリ国の人々』1,620円 )
トークライブのみ:3,000円 当日の場合:参加費500円アップになります。 
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

振込先
三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン

申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメール:ryushokan@eos.ocn.ne.jp

主催:隆祥館書店
後援:日本経済新聞出版社

イベント情報の詳細はこちら