【MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店】
■開催日時:2017年5月25日(木)18:30開場 19時開演
■場所:7階喫茶コーナーにて。入場料1000円
■定員:40名
■受付:ご予約が必要です。7Fカウンター、若しくは、お電話にてご予約承ります。
高校時代、穂村弘のエッセイ集『世界音痴』を手に取ってから、その仕事をずっと追い続け、尊敬を抱いてきた藤田貴大。近年は、マームとジプシーとのコラボレーション「穂村弘さんとジプシー」(2014年)や、藤田が演出を手がけた舞台『書を捨てよ町へ出よう』(2015年)への穂村の起用など、定期的に共作を重ねている二人。これまで、アフタートークで作品について一緒に語る機会はあったものの、「トークイベント」としての共演は初となる。
「言葉」と「身体」の往還から生まれた藤田貴大の初詩集『Kと真夜中のほとりで』をめぐって、同タイトルの演劇作品も体験している穂村弘と藤田が、じっくりと語り合う。
『Kと真夜中のほとりで』刊行記念トークイベント 「言葉と身体のあわいで」
[著者略歴]
藤田貴大(ふじた たかひろ)
1985年生まれ、北海道伊達市出身。劇作家・演出家。
2007年マームとジプシーを旗揚げ。以降、全作品の作・演出を担当する。2011年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で、第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。以降、様々な分野のアーティストとの共作を積極的に行うと同時に、中高生との創作にも意欲的に取り組んでいる。演劇作品以外でも、エッセイ、小説、共作漫画の発表など、活動は多岐にわたる。
穂村 弘(ほむら ひろし)
1962年生まれ、北海道札幌市出身。歌人。「かばん」所属。
1981年北海道大学文学部に入学、在学中に塚本邦雄の作品に出会い短歌に興味を持つ。1982年北大を退学、1983年上智大学文学部に入学、1985年短歌の創作を始める。1986年「シンジケート」が角川短歌賞の次席となる。歌集に『シンジケート』『ドライ ドライ アイス』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』など、エッセイ集に『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』など。他に対談集、短歌入門書、評論、絵本の翻訳など著書多数。2008年『短歌の友人』で、伊藤整文学賞を受賞、連作「楽しい一日」で短歌研究賞を受賞。2008年から日本経済新聞の歌壇選者。
お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 電話:03-5456-2111