GPSを捜査に使っていいのか? インターネット上に残った昔の逮捕歴等を削除してもらう「忘れられる権利」はあるのか?
インターネット等の最新技術はプライバシーに関する新たな論争を招き、最近の最高裁判所はGPS捜査や「忘れられる権利」に関わる事件について相次いで重要な判断をしています。
このような状況で、プライバシー法の世界的権威であるダニエル・ソロブの『プライバシーなんていらない!?』が邦訳され、勁草書房から刊行されます。GPS捜査等で問題となる「安全vs.プライバシー」の議論等、プライバシーを考える上で重要な問題について豊富な示唆がある一冊です。
本書の邦訳を記念して訳者三名がそれぞれ得意分野を活かし、様々な角度からプライバシーについて語り、スペシャルゲストの大屋教授とのトークセッションを繰り広げます。
日時
2017年5月29日 (月) 19時00分~(開場:18時30分)
会場
本店 8F ギャラリー
募集人員
80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
▼入場料:500円(税込) 当日会場にてお支払いください。
▼申込方法 : 1階カウンターにて参加整理券を差し上げます。
また、お電話によるご予約も承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
▼会場にて、『プライバシーなんていらない!?』 本体 2800円+税
ダニエル・J・ソロブ著 勁草書房刊 を販売いたします。
※サイン会はありません。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:勁草書房
大島義則(おおしま よしのり)
弁護士(長谷川法律事務所)、
慶應義塾大学大学院法務研究科講師(非常勤)、広島大学大学院客員准教授。
著書として、『憲法の地図』など。
松尾剛行(まつお たかゆき)
弁護士・ニューヨーク州弁護士(桃尾・松尾・難波法律事務所)。
著書として、『最新判例にみるインターネット上のプライバシー・個人情報保護の理論と実務』『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』など。
成原 慧(なりはら さとし)
東京大学大学院情報学環客員研究員。
専門は情報法。著書として、『表現の自由とアーキテクチャ』など。
【スペシャルゲスト】
大屋雄裕 (おおや たけひろ)
慶應義塾大学法学部教授(法哲学)。
著書として、『法哲学と法哲学の対話(共 著)』『自由か、さもなくば幸福か?』『法解釈の言語哲学』など。