『カステラ』『亡き王女のためのパヴァーヌ』で熱い支持を獲得した、現代韓国を代表する作家、パク・ミンギュの傑作長篇『ピンポン』が待望の刊行!
主人公は、学校でいじめられている中学生男子の「釘」と「モアイ」。二人は自分たちが、「のけもの」ではなくて、「なきもの」にされていると感じている。そんな二人が卓球に熱中し、世界にとってかわった「卓球界」で、人類存亡を賭けた試合に挑む……。
超絶独白ラリーの展開、脳内スマッシュの炸裂、変幻自在の過剰な物語。
『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した本書の翻訳者、斎藤真理子氏と、リディア・デイヴィスなど英米文学の翻訳家、岸本佐知子氏に、本書とパク・ミンギュの魅力、翻訳の裏話、海外文学の最前線について、「フルセット」までお話しいただきます!
最新刊!『ピンポン』
パク・ミンギュ 著/斎藤真理子 訳
『カステラ』の韓国の鬼才が猛打する長篇!
「誰だって、この世界の人類代表。誰だって、この世界に作用している。
だから、生きることも、勝つことも、負けることも、うまくできなかった
少年たちの物語は、私たちの物語でもあるのだ。」松田青子氏推薦!
日時:2017年6月10日 (土) 18:00~(開場17:30)
会場:本店 8F ギャラリー
募集人員
80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
当店で対象書籍をお買い上げのお客さまに1階カウンターにて参加整理券を 差し上げます。
(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。)
また、お電話によるご予約も承ります。(電話番号:03-3281-8201)
▼対象書籍:『ピンポン』本体2200円 5月27日発売(複数冊お買い上げの場合、すべてにサインが入ります。)
※発売日より前でもご予約できます。お電話でご予約の場合、対象書籍のご購入はイベント当日でもかまいません。
※当日会場にて、斎藤真理子さん、岸本佐知子さんの関連書籍も販売いたします。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:白水社
斎藤真理子(さいとう まりこ)
翻訳家。
主要訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(第一回日本翻訳大賞受賞、共訳・クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)がある。
岸本佐知子(きしもと さちこ)
翻訳家。
主要訳書にリディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』(白水社)、主要著書に『気になる部分』(白水社)、『ねにもつタイプ』(筑摩書房)がある。