1993年9月10日、「ハナ肇とクレージーキャッツ」のリーダー・ハナ肇は肝臓癌により逝去しました。享年63。
壮絶な闘病生活を支えたのは、かつて付人を務めた著者・なべおさみさんでした。
クレージーキャッツの面々、ザ・ピーナッツ、布施明らハナ肇を囲む人々が病室で繰り広げる、可笑しくて哀しいやりとりの数々。
そして即興で演じられる「シャボン玉ホリデー」のコント……。
師匠の「うらやましい死に方」に寄り添った日々を克明に綴ったのが、『病室の「シャボン玉ホリデー」』です。
ハナ肇付人時代や当時の芸能界の話など、本には出ていないエピソードもなべおさみさんが特別に明かします。
なべおさみ
1939年東京生まれ。渡辺プロダクションで水原弘や勝新太郎、ハナ肇の付人となる。1964年に日本テレビ系列「シャボン玉ホリデー」でデビューし、一躍スターダムにのし上がり、1968年に山田洋次監督映画「吹けば飛ぶよな男だが」で主演を務めた。渡辺プロ退社後、1978年から「ルックルックこんにちは」において「ドキュメント女ののど自慢」の司会を長年務めた。1991年、いわゆる明大裏口入学事件により、芸能活動を自粛。現在は、舞台や講演活動を中心に活動。著書に『七転八倒少年記』『やくざと芸能と』など。
出演 _ なべおさみ
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
なべおさみ「我がクレージーと“うらやましい死に方”」『病室の「シャボン玉ホリデー」ハナ肇と過ごした最期の29日間』(イースト・プレス)刊行記念