『文学効能事典 あなたの悩みに効く小説』(フィルムアート社)の刊行を記念してトークイベントを開催いたします。「片想いをしている」「死ぬのがこわい」という悩み、そして「足の小指をぶつけてしまった」「風邪をひいてしまった」という痛み、それを癒してくれる小説がこの『文学効能事典』中にあります。
『百年の孤独』、『華氏451度』、『秘密の花園』、『老人と海』、『一九八四年』、『嵐が丘』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ねじまき鳥クロニクル』…。古今東西の名作文学作品があなたの悩みに効く「薬」になるかもしれません。
さらには、世界にはなんたる数の本が存在するのかと圧倒されたときや、どうしても最後まで読めないときにどうしたらいいかといった、読書に関する一般的なお悩みに対するアドバイスも。読むべき時に読めば、小説は人生を変えてくれます。本書は、小説のそんな不思議な力を思い出させてくれるでしょう。
今回のトークイベントでは、ゲストに本書の翻訳者金原瑞人さんをお迎えします。金原さんのお相手は、Titleの店主・辻山良雄が務めます。海外文学のプロである金原さんと、本屋の店主である私にぶつけられた「悩み」=お題に関してそれぞれ考え、その悩みに効く小説を薬として処方します。
みなさんの悩みを解決してくれる文学作品に出会うことができるまたとない機会ですので、ぜひご参加くださいませ。
金原瑞人(かねはら・みずひと)
1954年、岡山市生まれ。法政大学社会学部教授。翻訳家。英米の古典からヤングアダルト、ノンフィクションまで、訳書は本書でちょうど500冊目となる。近訳書に、リオーダン『オリンポスの神々と7人の英雄』、スカロウ『タイムライダーズ』などの人気シリーズをはじめ、ヴォネガット『国のない男』、シアラー『骨董通りの幽霊省』、ユスフザイ『わたしはマララ』、グリーン『アラスカを追いかけて』、モーム『月と六ペンス』など多数。著書に『サリンジャーに、マティーニを教わった』『翻訳のさじかげん』など、また日本の古典翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『真景累ヶ淵』などがある。
開催日:2017年7月20日(木)
時間:19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階特設スペース
参加費:1000円+1ドリンク500円
定員:25名
お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます