長編『死の棘』で知られる作家・島尾敏雄と妻・ミホの出会いと恋を描いた映画『海辺の生と死』が、7月29日より公開されます。同じく7月には、南相馬市の埴谷・島尾記念文学資料館が再開館1周年を迎えます。
これを記念して、敏雄・ミホの文学と映画をめぐる連続トークイベントを杉並で開催することとなりました。各回のホストをつとめるのは『海辺の生と死』の監督・越川道夫氏(杉並区在住)、第一回目のTitleでのゲストは島尾伸三氏です。映画について、奄美について、両親である島尾敏雄・ミホについてなど、存分にお話しいただきます。
島尾伸三(しまお・しんぞう)
作家・写真家。島尾夫妻の長男。妻の写真家・潮田登久子とともに、中国や香港の庶民生活のガイドを刊行する傍ら、エッセイも数多く執筆。2008年には、家族の記憶を綴った回想録『小高へ 父 島尾敏雄への旅』を刊行した。著書に『月の家族』『ひかりの引き出し』『東京~奄美 損なわれた時を求めて』など。
越川道夫(こしかわ・みちお)
映画プロデューサー、映画監督。助監督、劇場勤務、映画配給会社でのヨーロッパ映画の宣伝・配給を経て、1997年に映画制作・配給会社スローラーナーを設立。『海炭市叙景』(熊切和嘉監督、2010年)、『かぞくのくに』(ヤン・ヨンヒ監督、2012年)などをプロデュース。『海辺の生と死』は、2016年の 『アレノ』 につづく 2作目の監督作品。
開催日:2017年7月14日(金)
時間:19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階特設スペース
参加費:1000円+1ドリンク500円
定員:25名
お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます