2017年7月2日(日)

遠藤徹 × 柳下毅一郎「アメリカの現実〈リアル〉とスーパーヒーロー」『スーパーマンの誕生 ~KKK・自警主義・優生学』(新評論)刊行記念

logo_bb100今年4月に、遠藤徹さんの新刊『スーパーマンの誕生 ~KKK・自警主義・優生学~』が発売されました。

同書は、〈アメリカ的なるもの〉の表象の起源と、イメージの大逆転劇に米国の隠蔽された暗部を読みとる、刺激に満ちた文化論となっています。

そこで、この刊行を記念して、刊行イベントを開催いたします。ゲストは、特殊翻訳家の柳下毅一郎さん。

・どうしてスーパーマンはマントを着け、正体を隠し、筋肉ムキムキなのか?
・コロラドのショッピングセンターで12人を無差別に銃殺した犯人はなぜ「俺はジョーカーだ」と名乗ったのか?

など、特殊作家と特殊翻訳家がスーパーヒーローの勇姿にアメリカの虚実皮膜(きょじつひにく)を読む特殊対談です。

【出演者プロフィール】
遠藤徹(えんどう・とおる)
特殊作家(他称)・同志社大学言語文化研究センター教授。「モンスター」「プラスチック」といったユニークな切り口から英米文学・文化を研究。『プラスチックの文化史』『ケミカル・メタモルフォーシス』などの研究書がある。また近年は作家としても知られ、『姉飼』で第10回日本ホラー小説大賞を受賞。その他『ネル』『贄の王』などを上梓。

柳下毅一郎(やなした・きいちろう)
特殊翻訳家・映画評論家・殺人研究家。著書に『新世紀書評大全』(洋泉社)、『皆殺し映画通信』(カンゼン)など。訳書にJ・G・バラード『クラッシュ』(東京創元社)、R・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)、アラン・ムーア+エディ・キャンベル『フロム・ヘル』(みすず書房)など。

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時 間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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