「一本のクギを讃える会」主催 特別企画
『あの道・この道』 『つづりかた巴里』
(河出書房新社) (中公文庫)
待望の2冊が一挙によみがえる!
高峰秀子が美術を語る対談集、“結婚を拾った”パリ独り暮らし。
斎藤明美さんが語る高峰秀子の〈美と人生〉
日本を代表する女優であり名随筆家でもあった高峰秀子の本が続々と復刊されています。
『あの道・この道』は、美術評論の第一人者・瀬木慎一と絵画や映画について語り合った貴重な証言、『つづりかた巴里』は、パリの甘く切ない思い出、最愛の夫・松山善三との出会いを綴る。高峰さんと奇跡の母子関係を築いた斎藤明美さんが、高峰秀子の〈美と人生〉を語ります。
日時 2014年12月12日 (金) 18時30分開演(18時00分開場)
会場 本店 8F ギャラリー
参加費 無料
募集人員 80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
申込書に必要事項をご記入の上、1階サービスカウンターにお申し込みください。申込書は同カウンターにご用意してございます。また、お電話でのお申し込みも承ります(03-3281-8201)。
主催:一本のクギを讃える会 協賛:八重洲ブックセンター 河出書房新社 中央公論新社
「一本のクギを讃える会」とは高峰さん自身が発案し、命名した一般財団です。〈俳優もスタッフも、だれかれの区別なくみんなが平等に一本のクギであった。監督の命に従って、空にえがく楼閣は、一本一本のクギにささえられ、作品として完成する〉(『わたしの渡世日記』より)。この言葉のとおり、高峰さんは映画作りを支えるスタッフ、中でも裏方さん達に尊敬の気持ちをもちつづけてきました。「影の功労者を讃える会にしたい」、そんな高峰さんの遺志を継ぎ、一年に一人の裏方さんを顕彰しています。
プロフィール
《講演者》
斎藤 明美(さいとう あけみ)
1956年、高知県生まれ。津田塾大学卒業。作家。高校教師、テレビ構成作家を経て、「週刊文春」の記者を二十年務める。1999年、初の小説「青々と」で第十回日本海文学大賞奨励賞受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる。著書に、『高峰秀子の流儀』『高峰秀子の捨てられない荷物』『高峰秀子が愛した男』『高峰秀子の言葉』『最後の日本人』など。