2017年9月20日(水)

~父親って、どんな存在?~『あいたくなっちまったよ』(ポプラ社)刊行記念トークセッション きむらゆういち × 竹内通雅

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2017年09月20日(水) 19:30~

きむら ゆういち(絵本・童話作家)
竹内 通雅(画家・絵本作家)

19:00開場
19:30開演

愛する妻と息子の待つ家への帰り道、おいしそうな子ねずみを見つけたお父さんやまねこ。しめしめと舌なめずりをして子ねずみに近づくやまねこの前に、見るからに弱そうなよれよれのお父さんねずみがあらわれます。ふるえながらも息子を守ろうとするお父さんねずみの姿を見て、やまねこの気持ちはだんだん変わっていきます……。
「こんなさりげないやさしさを、ボクはずっと描きたかったのです」という、きむらゆういち先生。やまねこの絶妙な気持ちの変化を、少ない言葉でみごとに表現。立場の違う2匹の父親の姿を、きむら先生ならではの行間を読ませる筆致で読者をお話の世界へ引き込みます。竹内通雅先生が大胆な構図で描くやまねこやねずみの親子の表情は、生き生きとしていて迫力満点。リアルでありつつも大胆にデフォルメを加えたイラストは、竹内先生の新境地と言っても過言ではありません。
そんなおふたりが初めてタッグを組んで作り上げた絵本『あいたくなっちまったよ』。どんな想いからこの絵本が生まれたのか? おふたりの思い描く父親像とは? きむら先生と竹内先生に、心ゆくまで語っていただきます。

【講師紹介】
きむら ゆういち:東京都生まれ。多摩美術大学卒業。ゆうゆう絵本・童話通信講座主宰。『あらしのよるに』(絵・あべ弘士 講談社/現在 絵本館)で産経児童出版文化賞JR賞・講談社出版文化賞絵本賞、同舞台脚本で斎田喬戯曲賞、脚本を担当した同映画が日本アカデミー賞優秀賞を受賞。同作品は、2016年に歌舞伎化された。作品に自選童話集「きむらゆういち おはなしのへや」(ポプラ社)など多数。

竹内通雅(たけうち つうが):長野県生まれ。迫力のある絵とすこしとぼけた味わいの絵本は、こどもたちに大人気。『えらい えらい!』(文・ますだゆうこ そうえん社)は、学校や図書館の読み聞かせでも大好評。絵本に『ぶきゃ ぶきゃ ぶー』(文・内田麟太郎 講談社/現在 絵本館)、『ぐるぐるぐるぽん』(文・加藤志異 文溪堂)、『へんてこレストラン』(文・古内ヨシ 絵本塾出版)など多数。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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