『影裏』
大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。
北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。
ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、「あの日」以後、触れることになるのだが……。
樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描き出す。
〈著者略歴〉
沼田真佑
1978年北海道生まれ。西南学院大学卒業後、福岡市で塾講師を務める。
現在、岩手県盛岡市在住。本作で第122回文學界新人賞受賞しデビュー。
開催日:平成29年8月24日(木)
時間:19時~
会場:三省堂書店 神保町本店1階特設会場
『影裏』(文藝春秋/税込1,080円)を当店でお買い上げのお客様先着100名様に、参加整理券を差し上げます。お電話、WEBでのご予約も承ります。
※サイン会のご参加はお一人様につき『影裏』1冊1回限りで、対象書籍以外へのサインはお断りさせていただきます。
※「為書き」(参加された方のお名前)が必ず入ります。
※当日、ご参加できない場合はキャンセルとなります。
※会場での写真撮影は出来ません。
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