代官山 蔦屋書店では今秋、5連続のイベント「文芸フェス」を開催!
第3夜は当店の不定期人気連続イベント、野崎歓先生の「フランス文学夜話」と堀江敏幸先生の「文学柔夜話(やわやわ)」の合体版「フランス文学柔夜話(やわやわ)」を開催。
極右大統領誕生はなくなったものの、39歳の新大統の前途は多難なフランス。今、フランス文学はどうなっているのか?過去と現代の文学、翻訳から見える希望を語っていただきます!
店内でのイベントです。70分ほどのトークのあと、サイン会となります。
【出演者プロフィール】
野崎 歓 (のざき・かん)
1959年、新潟県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。
著書に『フランス小説の扉』(白水uブックス)、『赤ちゃん教育』(青土社、講談社エッセイ賞)、『異邦の香り――ネルヴァル「東方紀行」論』(講談社、読売文学賞)、『フランス文学と愛』(講談社現代新書)、『翻訳教育』(河出書房新社)、訳書にトゥーサン『浴室』(集英社)、ルノワール『ジョルジュ大尉の手帳』(青土社)、スタンダール『赤と黒』、サン=テグジュペリ『ちいさな王子』、ヴィアン『うたかたの日々』(いずれも光文社古典新訳文庫)、ネミロフスキー『フランス組曲』(共訳、白水社)、バザン『映画とは何か』(共訳、岩波文庫)、ウエルベック『地図と領土』(ちくま文庫)、『夢の共有――文学と翻訳と映画のはざまで』岩波書店など。
堀江 敏幸 (ほりえ・としゆき)
1964年、岐阜県生まれ。作家。1999年『おぱらばん』(青土社)で三島由紀夫賞、2001年『熊の敷石』(講談社)で芥川賞を受賞。主な著書に『郊外へ』(白水社)、『雪沼とその周辺』(新潮社 谷崎潤一郎賞受賞)、『河岸忘日抄』(新潮社 読売文学賞受賞)、『なずな』(集英社)、『振り子で言葉を探るように』(毎日新聞出版)、『時計回りで迂回すること』(中央公論新社)、『戸惑う窓』(中央公論新社)、『仰向けの言葉』(平凡社)、『その姿の消し方』(新潮社 野間文芸賞受賞)、『音の糸』(小学館)、『バン・マリーへの手紙』(中公文庫)ほか。訳書にマルグリット・ユルスナール『なにが? 永遠が』(白水社)などがある。
■日時
2017年09月13日(水)
19:00
■定員
60名
■場所
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
■主催
代官山 蔦屋書店