東直子さんによる最新刊『いつか来た町』が10月21日、PHP研究所から刊行されました。
山形、松山、名古屋、遠野、下北沢、京都、そしてパリ……。いつの日か、東さんが来たことのある25の町の風景を切りとった本書には、同時にその町にゆかりのある作家や小説が多く登場します。
東さん自身は、「書いている間中、恋愛の最中にある人のように脳があたたまっていた」と語ります。
今回、B&Bで開催するイベントでは、「昇降」の回に短篇小説『梟の館』が引用された、作家の堀江敏幸さんをお迎えし、町の風景を言葉にするということについて語っていただきます。
どうぞおたのしみに。
東直子×堀江敏幸「町の風景を言葉にするということ」『いつか来た町』刊行記念