「女性と表現」をテーマに、82名の参加者、556ページのフルボリュームでお届けする「早稲田文学」の特別増刊「女性号」。初の責任編集をつとめ、企画、人選、依頼、校正、編集、すべてを担った川上未映子が、編集長として、書き手として、読み手として、この一冊の魅力を語り尽くす!
※「女性号」をお持ちいただいたご希望のかたに、会場で川上さんがサインいたします。
■プロフィール
川上未映子(かわかみ・みえこ)
1979年、大阪府生まれ。2007年初の中編小説『わたくし率 イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補となる。同年、早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。08年『乳と卵』で第138回芥川賞。 09年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部文学賞、『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞。13年『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞。16年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞。著書に『すべて真夜中の恋人たち』『きみは赤ちゃん』『おめかしの引力』『みみずくは黄昏に飛びたつ』(共著)ほか多数。15年より第十次「早稲田文学」編集委員。
■日程
2017年9月30日 (土)
■時間
19:00~20:30(+サイン会)
開場 18:30~
■お問合せ先
青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間 10:00~22:00
受付は終了いたしました。
*当日券の発売およびキャンセル待ちは行っておりません。
■書籍情報
『早稲田文学増刊 女性号』
責任編集=川上未映子
価格 本体2200円+税
古今東西、82名が集結!
小説(今村夏子、小山田浩子、黒田夏子、古谷田奈月、津村記久子、藤野可織、松田青子、村田沙耶香、イーユン・リー/訳・篠森ゆりこ、ヴァージニア・ウルフ/訳・片山亜紀、ジーン・リース/訳・堀江里美、盛可以/訳・河村昌子、樋口一葉/現代語訳・川上未映子、ルシア・ベルリン/岸本佐知子、ロクサーヌ・ゲイ/訳・野中モモ)、
詩(石垣りん、伊藤比呂美、茨木のり子、おさないひかり、川上未映子、川口晴美、神田さよ、銀色夏生、最果タヒ、左川ちか、中島悦子、中島みゆき、永瀬清子、蜂飼耳、文月悠光、松井啓子、吉原幸子、エドナ・セント・ヴィンセント・ミレー/訳・小澤英実、ノラ・ゴムリンガー/訳・松永美穂)、
短歌(安立スハル、井上法子、今橋愛、葛原妙子、栗木京子、齋藤史、鈴木晴香、早坂類、野口あや子、東直子、盛田志保子、雪舟えま)、
俳句(池田澄子、佐藤文香、鈴木しづ子、中山奈々)、
エッセイ(イ・ラン/訳・Ko Younghwa、多和田葉子、haru.、堀越英美、山崎まどか)、
論考(岩川ありさ、江南亜美子、小平麻衣子、柴田英里、豊彩夏、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ/訳・くぼたのぞみ)、
対談/座談(桐野夏生、野中モモ、Scarlet & June(菅野つかさ+中西歩乃歌)、小澤英実、倉本さおり、トミヤマユキコ、豊﨑由美、斎藤美奈子)、
図版(井上佐由紀、魚座、橋爪彩)、
ブックデザイン(名久井直子)、ブックガイド。
556ページのフルボリュームで、「女性と表現」の過去・現在・未来を提示する、決定的一冊。