こんにちは、永田夏来です。
「夫は外で働き妻は家庭を守る」とか「20代で結婚して家買って独立」とか「年金もらって悠々自適の老後」とか。「昭和の人生すごろく」とも呼べる「当たり前」の実現が厳しいのはわかっているけど、それ以外の生き方って実際どういうものがあり得るんでしょうね。
これまでの常識にとらわれない「あたらしい結婚と家族のカタチ」について、海猫沢めろん先生と一緒に9月のイベントで語り合うことになりました。司会は斎藤哲也さん、ゲストにはホラー作家の田辺青蛙さんをお迎えします。
カリスマホストがITを活用して子育てをする様子を描いた『キッズファイヤー・ドットコム』には、育児に関する名言がたくさん出てきます。これら名言が生まれた背景とは何なのか。めろん先生ご自身の育児経験や私が専門とする家族社会学の知見を交えつつ、つっこんだお話ができればと思っています。
結婚・育児・家族についてこれから考えたい方はもちろん、経験したけど言いたいことがたくさんあるという方も、気軽に参加いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
日 時:2017年9月24日(日) 16:00~18:00(開場15:30~)
場 所:紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
参加費:2000円(当日、会場にてお支払いいただきます)
ご予約:9月1日(金)~
店頭およびお電話にてご予約を受け付けます。
※ご予約は新宿本店3Fカウンターにて受け付けます。
※3F直通電話番号03-3354-5703
定員:50名
※定員に達ししだい受付を終了いたします。
出演:永田夏来、海猫沢めろん、斎藤哲也、田辺青蛙
■プロフィール
永田夏来(ながた・なつき)
長崎県出身。2004年に早稲田大学で博士(人間科学)を取得後、関東・関西の各大学で非常勤講師を歴任。現職は兵庫教育大学大学院学校教育研究科助教。専門は家族社会学。夫婦をはじめとしたカップル関係を中心に、現代の日本における結婚観・家族観についての調査研究を行っている。著書『生涯未婚時代』(イースト新書)、共編書『入門 家族社会学』(新泉社)。
海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)
1975年、大阪府大阪市生まれ。兵庫県姫路市育ち。作家。ホスト、DTPデザイナー、放送作家など様々な職業を経て2004年『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。各文芸誌で執筆を始め、『愛についての感じ』で第33回野間文芸新人賞の最終候補に選ばれる。著書に『キッズファイヤー・ドットコム』(講談社)、『左巻キ式ラストリゾート』(イーグルパブリシング)、『全滅脳フューチャー!!!』(太田出版)、『ニコニコ時給800円』(集英社)、『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』(講談社)、『夏の方舟』(角川書店)など。
田辺青蛙(たなべ・せいあ)
1982年、大阪府生まれ。オークランド工科大学卒業。2006年、第4回ビーケーワン怪談大賞で佳作となり、『てのひら怪談』に短編が収録される。2008年、『生き屏風』で、第15回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。現在大阪に作家の夫と在住。夫である円城塔氏との共著に『モルテンおいしいです^q^』(廣済堂出版)、『読書で離婚を考えた。』(幻冬舎)がある。
斎藤哲也(さいとう・てつや)
1971年生まれ。フリーの編集者・ライター。人文思想系、社会科学系の編集・取材・構成を数多く手がける。監修・編集に『哲学用語図鑑』『続・哲学用語図鑑』(田中正人著、プレジデント社)、編著に『読解 評論文キーワード』(筑摩書房)、『使える新書』(WAVE出版)など。取材・構成に『おとなの教養』(池上彰・NHK出版新書)、『世界史の極意』(佐藤優著、NHK出版新書)、『疲れない脳をつくる生活習慣 』(石川善樹・プレジデント社)ほか多数。