2017年9月22日(金)

村岡希美 × 古屋美登里 朗読&トークイベント「永遠の倉橋由美子 vol.1」~『夢の浮橋』(小学館)の復刊と電子書籍の刊行を記念して~

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2005年に他界した作家 倉橋由美子。その代表作のひとつ、『夢の浮橋』が小学館のP+DBOOKSから刊行されました。その記念として、「永遠の倉橋由美子」をテーマに、朗読とトークを交えたイベントをおこないます。
表題を『源氏物語』から取ったこの作品は、オースティンの『高慢と偏見』のように多彩な登場人物とその行動を織り交ぜながら、才色兼備の桂子さんが自分にふさわしい伴侶を得るまでを描いた物語です。
水のごとく流れる文章、言葉のひとつひとつに宿るイメージの美しさ、的確で豊饒な表現、凜とした世界の広がり、読者をじらせながら妖艶な世界に誘いこむ巧みさ――そうした魅力を読み解き、味わう一夜です。
これまでも倉橋作品をたびたび朗読してきた女優の村岡希美さんと、作品の復刊に尽力してきた翻訳家の古屋美登里さんのトークと作品の朗読を是非お楽しみください。

◆日 時
2017年9月22日(金) 19:00開演/18:45開場

◆会 場
紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース

◆参加料
500円

◆受 付
9月2日(土)午前10時より店頭またはお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-5702
新宿本店2階売場直通(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。

◆プロフィール◆
村岡希美(むらおか・のぞみ)
東京都出身。劇団「ナイロン100℃」に所属。劇団の中心的女優として活動するほか、映像作品へも数多く出演。2012年より倉橋由美子作品「大人のための残酷童話」や「ポポイ」などのリーディング公演を企画し、倉橋作品の魅力を伝えている。主な出演作に、舞台『鳥の名前』『キネマと恋人』『娼年』、映画『岸辺の旅』『凶悪』、ドラマ『PTAグランパ!』(NHKBS) 『花子とアン』(NHK)などがある。

古屋美登里(ふるや・みどり)
翻訳家。著書に『雑な読書』(シンコーミュージック)。訳書にダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』(講談社文庫)、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』『兵士は戦場で何を見たのか』(以上亜紀書房)、エドワード・ケアリー『望楼館追想』(文春文庫)、アイアマンガー三部作『堆塵館』『穢れの町』(以上東京創元社)、M・L・ステッドマン『海を照らす光』(ハヤカワepi文庫)、イーディス・パールマン『双眼鏡からの眺め』(早川書房)などがある。

◆注意事項◆
・参加料500円はイベント当日、会場にてお支払いいただきます。(お支払い方法は現金のみとさせていただきます)
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
・当日はマスコミの撮影が入る可能性がございます(会場後方より撮影)。撮影した映像は、後日プロモーションに使用させていただく場合がございますのであらかじめご了承くださいませ。
・イベント会場での撮影・録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。

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