2017年10月6日(金)

Ex-formation─未知化するというコミュニケーション 原研哉トークイベント 『Ex-formation』(平凡社) 刊行記念

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グラフィックデザイナー・原研哉が主任教授を務める武蔵野美術大学基礎デザイン学科で実践してきた、10年間にわたる教育の記録。
Ex-formationとは、「分からせる(make things known)」のではなく、「未知化(make things unknown)」すること。
いかに知らないかに気付かせる、というこの新しいコンセプトに基づいたコミュニケーション・デザインの手法に基づいて、毎年学生たちが取り組んだ実践の記録が、500頁近いボリュームの一冊の本としてまとまりました。
今回、刊行を記念して、原研哉がそのコンセプトと10年間の教育の実践の過程をレクチャーします。

【プロフィール】
原研哉(はら・けんや)
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。
2002年より、無印良品のアートディレクションを担当。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを志向している。デザインという語の意味を問い直しながら世界各地を巡回し、広く影響を与えた「RE-DESIGN:日常の21世紀」展(世界インダストリアルデザインビエンナーレ、インダストリアル・グラフィック両部門大賞、毎日デザイン賞受賞)をはじめとして、「HAPTIC」「SENSEWARE」など既存の価値観を更新するキーワードを擁する展覧会を制作し世界に巡回。また、長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、愛知万博のプロモーションでは、深く日本文化に根ざしたデザインを展開した。AGF、JT、KENZOなどの商品デザインのほか、松屋銀座リニューアル、森ビル、蔦屋書店、GINZA SIXなどのVIを手がける。2015年より外務省「JAPAN HOUSE」総合プロデューサー。一連のデザイン活動によって日本文化デザイン賞ほか受賞多数。著書『デザインのデザイン』(岩波書店、2003年)はサントリー学芸賞を受賞。同書は中国・韓国・台湾語に翻訳された後、大幅な増補を加えた英語版『DESIGNING DESIGN』(Lars Müller Publishers, 2007)として出版され、世界に多くの読者を持つ。他に『白』(中央公論新社、2008年)、『日本のデザイン』(岩波書店、2011年)等がある。

日程 / 2017年10月6日 (金)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 3,456 円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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