東直子さんが2009年に発表した小説『薬屋のタバサ』が、このたび文庫化されました。
すべてを捨てて家を飛び出し、知らない町の古びた薬屋に辿り着いた、山崎由実。
由実を薬局の手伝いと家事全般の担い手として住み込みで雇ってくれた店主の平山タバサの本心はわからぬままだが、次第に新しい生活に慣れてゆき……。
本書は、誰しもがもつ孤独をたおやかに包み込む、夫婦でも恋人でも友人でもない男女の物語です。
今回B&Bでは『薬屋のタバサ』文庫化を記念してイベントを開催します。
お相手は、巻末に解説を寄せた、藤谷治さん。
8年の歳月を経て、文庫化された物語を、東さんはいまどう読むのか。いっぽう、「いま最も読まれるべき、最重要小説」だと語る藤谷さんの真意とは?
どうぞお楽しみに!
時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order