2017年11月8日(水)

富安陽子・秋の夜の問わず語り〈新しく出た本と、古の神々をめぐる物語〉

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2017年11月08日(水) 19:30〜

この秋、八百萬の神々にまつわる本をつづけて二冊、出版する運びとなった富安陽子さん。一冊目は、地獄に勤めるオニのサラリーマンの出雲出張の騒動を描いた絵本『オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ』(10月刊行/福音館書店)、そして二冊目は、古事記上巻に収められた神代の物語を丸ごと一冊、現代の読者のために語り直した『絵物語 古事記』(11月中旬刊行予定/偕成社)です。
今回はこの二冊の新刊を中心に、物語創作の裏話や、それぞれの本で組んだ画家の大島妙子さん、山村浩二さんの絵の魅力について、また、日本の神々の怪しくも愉快なこぼれ話などを語ります。自身で絵と文を手がけた「サラとピンキー」シリーズ(講談社)第二巻の苦労談も!
さあ、どんな話がとびだすか! 秋の夜長の富安陽子ワールド、たっぷりとお楽しみください。

【講師紹介】
富安陽子(童話作家)
1959年、東京生まれ。高校在学中より童話を書きはじめた。
おもな作品に『やまんば山のモッコたち』(福音館書店)、『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)、『盆まねき』(偕成社)、「菜の子先生」シリーズ・「菜の子ちゃん」シリーズ(福音館書店)、「ムジナ探偵局」シリーズ(童心社)、「シノダ!」シリーズ(偕成社)、「内科・オバケ科 ホオズキ医院」シリーズ(ポプラ社)、「やまんばあさん」シリーズ・「妖怪一家九十九さん」シリーズ(理論社)など。絵本の文の仕事に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(福音館書店)など。ほかに絵も手がけた幼年童話「サラとピンキー」シリーズ(第二巻は10月に刊行/講談社)やエッセイ集『さいでっか見聞録』(偕成社)がある。

『オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ』
『オニのサラリーマン』(福音館書店)につづき、地獄勤めのオニのお父ちゃん大奮闘の絵本第二弾。赤鬼のオニガワラ・ケンはえんまさまのご命令で出雲へ出張に。年に一度の神つどいで会場警備を手伝うことになりますが……。

『絵物語 古事記』
富安陽子さんの息のかよった文章で『古事記』の神話が生き生きとよみがえりました。全ページ、山村浩二さんの挿し絵入りで、迫力のあるイメージが広がります。子どもから大人まで、〝はじめての古事記〟決定版。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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