2017年9月21日(木)

第98回 丸善ゼミナール 「出張!名古屋シネマテーク通信 vol.16」 エミール・クストリッツァ監督『アンダーグラウンド』完成版公開記念! ロマ(ジプシー)文化の面白さに大接近!

【丸善 名古屋本店】
2017年9月21日(木)19時より 1F特設会場にて 
要・予約(店頭or電話にて事前の予約を受け付けております)
tel.052-238-0320

芸術の秋というには、些か夏の名残が残りすぎていますが、少しずつは秋の気配が漂ってきているように思います。
秋の夜長には映画。そんな準備を始める9月にしたいですね。

翌月の大きなオススメ企画は、エミール・クストリッツァ監督の特集「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ2017」です。
なかでも『アンダーグラウンド完全版』は、かつてカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得している作品の再編集版で、さらにスケールアップした314 分版(!)です。
さらに『ジプシーのとき』『黒猫・白猫』『SUPER8』とあわせて、クストリッツァ作品の魅力を堪能するのに持ってこいの特集となりました。

今回のマルゼミでは、その文化的背景の重要な要素であるロマ(ジプシー)の音楽を中心にお話します。
クストリッツァ作品のサウンドスケープといえば豪快なブラスバンドの咆哮がイメージされますが、もっともっと多様なロマ文化のありように、秘蔵音源と映画から触れてみたいと思います。
9月から10月にかけては『オラファー・エリアソン 視覚と知覚』『旅する写真家 レイモンド・ドゥパルドンの愛したフランス』『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』といったアーティスト・ドキュメンタリーも続きます。
そのあたりもご紹介したいと思います。                 

名古屋シネマテーク 永吉直之

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