2017年10月28日(土)

著者と話そう『新訳 往生要集』(法蔵館)梯信暁氏 聞き手:人文コンシェルジュ

logo_tsutaya100
『往生要集』は、日本の浄土信仰の画期をなした源信による念仏解説書です。
源信は、恵心僧都源信といい、奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶です。
浄土信仰を広めた僧として知られており、今年、1000年忌特別展として、奈良国立博物館で源信展が大きく開催されました。

地獄や極楽を活写し、日本人の地獄・極楽への扉を切り開いた一冊を、梯信暁氏が新訳されました。
花山勝友訳『源信 往生要集』(徳間書店、1972年)、川崎庸之『源信』<中公バックス、日本の名著>(中央公論社、1983年)以来の、久々の全文新訳。
最先端の研究を反映させた訳注と、平易な文章で現代語訳された本文は、はじめて読む方だけでなく、これまで読んでこられた方にもおすすめいたします。
地獄と極楽の詳細な描写が、ありありと浮かび上がる梯信暁訳の『往生要集』の読みどころと、源信の思想について、ざっくばらんにお話いただきます。

仏教に興味がある方、極楽往生とは何かに興味がある方、日本文化に興味がある方は、ふるってご参加くださいませ。
聞き手は人文担当がつとめます。

【プロフィール】
梯信暁
1958年 大阪市生まれ。
1982年 早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。
1991年 早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程退学。
2006年 博士(文学)早稲田大学。
現在、大阪大谷大学文学部教授、龍谷大学講師、浄土真宗本願寺派中央仏教学院講師

会期 / 2017年10月28日(土)
定員 / 20名
時間 / 14:00~15:30(開場13:30)
講師・ゲスト / 梯信暁氏
場所 / 梅田 蔦屋書店 コンシェルジュカウンター
主催 / 梅田 蔦屋書店
参加費 / 無料
共催・協力 / 法蔵館
申し込み方法 / 下記予約フォームよりお申込ください。
問い合わせ先 / umeda_event@ccc.co.jp

▼注意事項
・予約制です。
・お座席は自由席で先着順にご入場頂きます。
・お待ちいただくスペースがないため、開場時間にお越しください。
・サイン会は、当店ご購入のお客様のみとさせていただいております。
・録音・録画はご遠慮頂いております。
・会場内での飲食は9Fでお買上の商品のみとさせていただいております。

チケットのご予約はこちら(ページ下部)

イベント情報の詳細はこちら