2017年10月24日(火)

柴崎友香 × 泉麻人 街が変わると、人もまた変わる?『千の扉』(中央公論新社)刊行記念トークイベント

logo_title100「アンデル 小さな文芸誌」に連載された小説『千の扉』の単行本化を記念して、著者・柴崎友香さんのトークイベントを開催します。

『千の扉』は、新宿区の巨大な都営団地を舞台に、長年住みつづけてきた老人や孫夫婦、その友人、女子中学生など、団地に暮らすさまざまな人の記憶と、土地の記憶が交錯する長篇物語。小説の舞台である新宿出身で、街の変遷を見てきた作家・泉麻人さんをお相手に、街と人の〝変わるもの、変わらないもの〟について、大いに語ります。大阪育ちの柴崎さんと東京新宿育ちの泉さんが、繁華街から住宅地までどんどん足を踏み入れていくトークを、ぜひお楽しみください。

*このトークイベントは、展示企画「アンデル 小さな文芸誌 × デュフォ恭子 展」の関連イベントです。

柴崎友香(しばさき・ともか)
1973年大阪府生まれ。99年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、10年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、14年「春の庭」で芥川賞を受賞。その他の小説に『パノララ』『かわうそ堀怪談見習い』など、エッセイに『よう知らんけど日記』ほか、著書多数。東京に暮らし始めて12年、今は4軒目の家に住んでいる。趣味は、写真と地図。

泉麻人(いずみ・あさと)
1956年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。東京ニュース通信社に入社、「週刊TVガイド」の編集のかたわら「スタジオ・ボイス」「ポパイ」などに原稿を書き始める。84年退社、フリーのコラムニストとなる。著書に『なぞ食探偵』『東京ディープな宿』『昭和40年代ファン手帳』『還暦シェアハウス』『大東京23区散歩』『昭和マンガ少年』など。また「テレビ探偵団」「出没! アド街ック天国」などTV出演も多数。東京や昭和時代のカルチャー、街歩き、路線バス、昆虫採集が大好き。

開催日:2017年10月24日(火)
時間:19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階特設スペース
参加費:1000円+1ドリンク500円
定員:25名

お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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