2017年10月8日(日)

白井弓子 × 河野真太郎「女性の世界を開く鍵を探して」『イワとニキの新婚旅行』(秋田書店)『戦う姫、働く少女』(堀之内出版)刊行記念

logo_bb1008月16日に白井弓子さんの新刊『イワとニキの新婚旅行』(秋田書店)が、7月20日に河野真太郎さんの新刊『戦う姫、働く少女』(堀之内出版)が発売されました。

『イワとニキの新婚旅行』は、当代随一のSFの描き手が放つ、読み切り連作集。一方、『戦う姫、働く少女』は、『逃げ恥』から『ナウシカ』まで。現代のポップカルチャーと現代社会を縦横無尽、クリアに論じる新しい文芸批評の一冊となっています。

白井弓子さんの作品には、女性の生き方が多く描かれており、河野さんの新刊『戦う姫、働く少女』にも、白井さんの『WOMBS(ウームズ)』が取り上げられています。

白井さんは、なぜ女性の生き方を描くのか。

それはどのような意味を持つのか。

お二人のトークで明らかにしていきます! お楽しみに!

白井弓子(しらい・ゆみこ)
漫画家。1967年愛媛県松山市出身。京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。コミティア等創作同人誌即売会を中心に漫画を発表。2007年に自費出版 の『天顕祭』で第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞を受賞。08年同作商業版をサンクチュアリ・パブリッシングより刊行。09年「月刊 IKKI」にて『WOMBS』を連載、後に描き下ろし形式に移行する。同作は10年の第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品となる。 完結後、2016年日本SF大賞を受賞。コミックスは他に『白井弓子初期短編集』(10年)、『ラフナス』(13~15年・第19回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門審査委員会推薦作品)『イワとニキの新婚旅行』(2017年)がある。個人ウェブサイト「弓工房」http://yumikoubou.com/ にはwebコミック、イラストレーション、Flashムービーなどが多数アップされている。大阪在住。

河野真太郎(こうの・しんたろう)
一橋大学大学院商学研究科准教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会。著書に『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』、(研究社、2013年)訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』(法政大学出版局、2012年)、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』(みすず書房、2013年)など。

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時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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